「昔ながらのオムライス」のレシピと作り方のコツ
昔ながらのオムライスのレシピを紹介します。
《材料》(1個分)
卵液…120g ご飯…150g バター…5g ケチャップ…適量
→ふわとろオムライスの【卵液】の作り方はコチラ
→ふわとろオムライスの【ご飯】の作り方はコチラ
《作り方》
【POINT】
・フライパンは予熱しておく
・卵液を入れたらフライパンを動かす
・ご飯は入れすぎない
【1】フライパンを熱する
フライパンを中火で予熱します。
【2】バターを入れる
バターを少しフライパンにつけてジューと音がしたら予熱OKのサインです。分量のバターを入れてフライパン全体になじませます。
【3】卵液を入れる
バターが半分溶け残っている状態で、卵液を一気に流し入れます。
【4】卵液をかき混ぜながら固めていく
菜箸を使って、手早く卵液をフライパンの底からぐるぐるとかき混ぜます。箸の間を5cm 程あけて混ぜると効率よく混ぜることができます。ここでたくさん混ぜて空気を入れることでふわふわの卵に仕上がります。箸を止めるタイミングは、固めが好きな人は卵液がなくなるまで、半熟が好きな人は、卵液が少し残る程度で止めましょう。
フライパンを小刻みに 前後にスライドさせてください。 好みの固さになったら、動きを止めて5秒程加熱します。卵がフライパンからはがれたら(卵がすべるようになったら)火を止め、【5】以降は余熱で調理します。
※IHの場合でも基本的な作り方は同じ。ただ熱が弱いので、この際にフライパンをスライドさせる必要はありません。
【5】ご飯をのせる
ご飯を卵液の中央部分に入れ、ラグビーポール形に盛ります。
【6】卵でご飯をくるむ
フライパンを傾け、卵&ご飯をフライパンのふちにスライドさせ、ふちを使って手前と奥側の卵を折り、ご飯を包みます。
【7】ひっくり返して皿にのせる
フライパンのふちに寄せ、フライパ ンを振ってヘラで返します。できるだけヘラを卵の奥へ。ヘラでご飯の形を整えます。卵の継ぎ目が下にくるように、ヘラを使ってお皿にスライドさせます。ケチャップをかけたらでき上がり。
【アドバイス】
ひっくり返せない人は…
【1】フライパンのふちで形を作ります。
【2】フライパンを皿につけて、傾けて皿にのせます。
【3】ラップをかぶせて、手で形を整えます。
油選びはどうすればいい?バターとサラダ油の特徴
オムライスを作る際の油は何を使えばいいのでしょうか。代表的なのはバターとサラダ油。バターのメリットは、風味があるのでコクが出ること。デメリットとしては焦げやすいことです。対策としては、パターを入れてすぐに卵液を投入するか、サラダ油を入れて からバターを入れると焦げにくくなります。サラダ油のメリットは、卵をすべりやすくしてくれることです。
◆教えてくれたのは:オムライスのプロ
愛知県岡崎市にある人気オムライス店「とろ~り卵のオムライス さん太」の2代目シェフ。1994年、岡崎市生まれ。高校卒業後、サラリーマン生活を経て、幼い頃から大好きなオムライスを作って人に喜ばれたいと、父が創業した同店で見習いからスタートし、店を任されるように。2020年6月から、オムライス作りの楽しさ、奥深さを知ってもらいたいと始めたTikTok(https://www.tiktok.com/@omuraisupuro)がバズり、フォロワー数290万人超(2022年4月時点)、再生回数はトータルで3億回超と大人気となっている(2021年12月時点)。