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「痩せたら着られそうな服」は本当に必要?クローゼット内の服、“捨てる・捨てない”の決め方

いただいた服やおさがりの服

家族が買ってくれた服やおさがり、手編みのマフラーなど、「使っていないけれど捨てるにはしのびない」モノは判断に困りますよね。

「ここで考えてほしいのが、自分が誰かにプレゼントをしたときのこと。プレゼントって、相手に贈って喜んでもらった時点で、満足していませんか? そう考えれば、相手の人にわざわざ言わず、そっと処分する分には罪悪感を持つ必要はないのでは。必要なものだけ残して、それ以外はお別れしてはいかがでしょう」

ゴミ袋に洋服が入った写真
自分に必要ないと判断したものは思い切って処分!(Ph/photoAC)
写真6枚

部屋着

「毛玉だらけの服や流行遅れの服を部屋着に降格している人も多いのではないでしょうか。そんな部屋着がいくつもあると、クローゼットがパンパンになり目当てのものが探しにくくなります。

それに、部屋着は着心地がすべて。お気に入りばかりをヘビロテして、まったく着ない服も多いはず。部屋着は、洗濯周期に合わせて枚数を考えると納得感を持ちやすくなります。洗濯周期+2セットあれば、足りなくなることはありません。例えば3日に1回洗濯するとして、毎日新しい部屋着を着るなら、洗濯中に着る分を含めて5枚あれば十分です」

洋服ダンス
部屋着は5枚もあれば十分足りる(Ph/イメージマート)
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このように、クローゼットのものを一切合切かき出して、仕分け、一部をゴミ袋に入れるだけでも収納スペースは広がります。収納スペースに余裕が出たら、ぎゅうぎゅう詰めで開け閉めに苦労することなく、使い終えたモノを戻しやすくなります。その結果、「しまうのが面倒だから」とポイ置きして部屋が散らかることもなくなる…はず。今週末、早速チャレンジしてみては?

◆今回参考にした本

『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)

6000軒を片づけた「予約の取れない家政婦」が教える、究極の片づけ術。家じゅうにひそむ「めんどくさい」を取り除き、片づけの手間をなくす方法を紹介しています。いままで何度もリバウンドしていた人、ズボラな人にこそ向いている、一生、家事がラクになる本。

◆教えてくれたのは:家族の片づけコンサルタント・seaさん

タスカジ・seaさん
家族の片づけコンサルタント・seaさん(Ph/砂原文)
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個人宅の片づけや掃除を行うこと20年超。今までに片づけた家は6000軒以上。家事代行マッチングサービス「タスカジ」では、その実力のあまり「予約の取れない家政婦」の別名も。現在はメディア出演や執筆、片づけ講座の企画・開発など幅広く活動する。著書に『タスカジseaさんの「リセット5分」の収納術』(主婦と生活社)、『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)など。https://taskaji.jp/user/profile/2551

●片づけのリバウンドを防ぐには「めんどくさい」をなくす!“予約の取れない家政婦”が3つのコツを伝授

●服はあるのに「着る服がない」のはなぜ?スタイリストが教えるクローゼット改良術で服選びが明快に!

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