優しいホワイトコーデはディテールのデザインが華やか
天皇皇后両陛下は6月20日、東京都台東区の日本芸術院会館で開かれた「第78回日本芸術院授賞式」にご出席。
この授賞式は、芸術の分野で優れた業績を上げた人に贈られるもの。今回は、小説家の筒井康隆さんら5人が受賞。授賞式の後、両陛下は、各受賞者から説明を受けながら作品などを鑑賞されました。天皇陛下は、筒井さんに「SFの小説とか書かれるのは、何かきっかけがおありになったんですか」と尋ねられ、また雅子さまは「こちらの原稿はいつごろお書きになったんですか」などと興味深そうに尋ねられていました。
この日、雅子さまがお召しになったスーツ。実は、2019年5月27日、アメリカのトランプ大統領夫妻(当時)をお出迎えになったときにお召しになっていたもの。
オフホワイトのテーラードカラーのジャケットとセミフレアスカートのセットアップというぼんやりして見えてしまいそうなオールホワイトコーデですが、ジャケットには縦のラインを強調したデザインが施されていて、すっきりとした印象にまとまっていました。
また、パールのアクセサリーをお召しになり、帽子のリボンには、ストライプ柄の刺繍が施されているなど、一見シンプルですが、さりげなく華やかさが香るコーディネートでした。
●皇后雅子さまのサスティナブルファッション ロイヤルブルースーツは愛用歴25年超え