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イスを使った「股関節ムーブ」ならムッチリ太ももに効く!尿もれ対策にも

前もものハリがすっきり「バックキック」

ももの前側が張っているという人におすすめの股関節ムーブが「バックキック」。目標は左右各15回。

「脚を後ろに蹴り、股関節を伸展させる動き。お尻の大殿筋下部や裏もものハムストリングスなど、裏面の大きな筋肉を使います。お尻や裏ももが弱ると反り腰になりやすく、前ももばかり使いがち。背面を鍛えることで、前ももの負担が軽減。ハリが取れて下半身がすっきりします」

バックキックのやり方

【1】左足で立ち、右脚を高く上げる

椅子に片手をかけ、もう一つの手を腰に当て、右脚を上げて片足立ちをしている女性
左足で立ち、右脚を高く上げる(Ph/『脚を動かすだけで下半身から即やせ! 股関節ムーブ』より)
写真8枚

「イスの背や壁に左手を添えます。息を吸って右脚を高く上げ、ひざと足首は90度に曲げます。体重は左足に乗せて」

【2】右脚を後ろへ蹴る

左手を椅子にかけ右手を腰に当て、右脚を後ろへ蹴っている女性
右脚を後ろへ蹴る(Ph/『脚を動かすだけで下半身から即やせ! 股関節ムーブ』より)
写真8枚

「息を吐きながら、脚を後ろへ蹴り出し、【1】に戻ります。腰が反るほど大きく蹴らなくてOK。呼吸とともに15回続けましょう」

POINT:腰は反らさず、ひざと足首は90度のまま

左手を椅子にかけ、片足立ちして右脚を後ろへ蹴っている女性
腰が反ってしまうのはNG(Ph/『脚を動かすだけで下半身から即やせ! 股関節ムーブ』より)
写真8枚

「腰を反って脚を蹴るとお尻に力がはいらず股関節も動きません。体幹はまっすぐキープ。また、ひざや足首が伸びると、腰を反りやすくなります。90度をキープしたまま、股関節だけ動かしましょう」

◆教えてくれたのは:骨格矯正ピラティストレーナー・mieyさん

骨格矯正ピラティストレーナーのmieyさん
骨格矯正ピラティストレーナーのmieyさん
写真8枚

バニトレプロデューサー。韓国生まれ。2016年に第一子を出産。産後太りを解消しようとダイエットに励み、11kgの減量に成功。ピラティストレーナーの資格を取得後、ボディメイクの知識を深めるために解剖学を学び、筋肉や骨格の仕組みに沿ったメソッドを確立。初の著書『“がんばり筋”をほぐせばおなかも脚も細くなる!』(学研プラス)は6万部を超える大ヒットを記録。Instagram @miey_bodymake

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