ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、ファンデーションの使い方をレクチャー。記事一覧はこちら。
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先日、ある雑誌のメイク企画でモデルをしてくださった50代の女性。お顔立ちが華やかな美人さんなんだけど、どこか昔っぽい。彼女のお悩みの1つは「そばかすがカバーできない」でした。彼女、色白の肌にぴったりな色味のファンデーションにこだわっていたのですが、実はそれが間違い!
そばかすはカバーするのではなく、目立たなくするのがいちばん簡単な対処法なんです。要は肌より一段暗めのファンデーションを使う。そうすることで、そばかすと肌色のコントラストがやわらぎ、目立たなくなるんです。
お手本は“そばかす美人”の代表、深津絵里さん! 白い肌にうっすらそばかすが透けていますが、決して悪目立ちしていない。むしろチャームポイントでしょう。
とはいえ、大人はただでさえ肌のくすみが気になるのに、暗めのファンデーションを使うなんて、勇気がいるかな? でも、大丈夫! 近頃のファンデーションは透明感が高いので、多少暗めにしても肌が濁って見えることはまずありません。
特に新作の薄づきのファンデーションは、厚塗り感ゼロでそばかすやシミなど大人の気になるアラを、見事に目立たなくしてくれるんですよ。モデルをしてくれた彼女、肌の厚塗りをマイナスすることで、驚くほどあか抜けました。