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「入り口にバナナを置くスーパーは行ってはいけない」って本当?お金のプロの見解

お店が売りたいものはエンド陳列にあり

エンド陳列(突き出し)とは商品棚の両端のことで、お客さんの目に留まりやすいため、お店のいちおし商品やセール品が置かれていることが多いです。広告の品を探すときは、商品棚のカテゴリーのエンド陳列をチェックするとよいでしょう。もし、エンド陳列にお目当ての広告の品がない場合は、行ったことがあるスーパーならいつも置いてある商品棚に行くと残っていることがあるので、あきらめずにチェックしましょう。

また、島陳(シマチン)もしくはアイランド陳列と呼ばれる、海に浮かぶ島のように平台をフロアへ設置した陳列も特徴的な商品が並びます。こちらは季節の商品やバレンタインデーといったイベントごとの催事商品となることが多いで、お得かと言えばそうとは限りません。ただ季節感やイベント感を反映しているので、チェックすることで「そろそろ○○の時期」と考えるにはよいタイミングとなりそうです。

スーパーの陳列棚
本当にお得か判断して上手に買い物を!(Ph/photoAC)
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スーパーの売り場は、お客さんの心理をうまくつかむようにレイアウトされていますので、本当にそれがお得な商品なのか?といことを常に念頭に置きながら上手にお買い物をしましょう。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/吉田可奈

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