世界的ポップ・スター、ブリトニー・スピアーズ(40歳)。エルトン・ジョンとのコラボレーションした楽曲『Hold Me Closer』が2022年8月に配信、同10月にはミュージックビデオも公開され、話題を呼んでいる。スーパースターとして活躍しているがゆえに、昔からパパラッチに追いかけられているイメージがあるブリトニー。ドライブをしている姿もよく目撃されてきた。なかでも「メルセデス・ベンツ」に乗っている頻度は高め。そこで、今回は彼女が今まで乗ってきたベンツのスーパーカー・コレクションを紹介します。
メルセデス・ベンツ SL63 AMG|屋根が自動で開閉するバリオリーフのスポーツカー
まず、初めに紹介するのは「ベンツ SL63 AMG」。ブリトニーが所有しているのはV型8エンジンを搭載したホワイトのオープンカー。価格は15万ドル(約2000万円)と報道された。

1954年に初代モデルがリリースされたSLクラスは「メルセデス・ベンツ」が手掛けるツーシーターのオープンカー。歴史が長く、2021年に7代目が発表された。ブリトニーが所有しているSLクラスは5代目以降のもの。4代目以前は屋根に布などの素材を使用したソフトトップだったが、5代目と6代目モデルは金属製の屋根を自動で折り畳んで収納するバリオルーフに変更されている。
ブリトニーは2021年、カルフォルニア州のカラバサスでドライブを楽しんでいる姿がキャッチされた。
メルセデス・ベンツ SL65 AMG|見た目と中身のギャップがすごいスーパーカー
20代の頃も、SLクラスを所有していたブリトニー。先に紹介したSL63と同じく、ホワイトカラーでツーシーター。こちらも、屋根はバリオルーフ。「ベンツSL65AMG」(2006年発売モデル)の、日本での新車価格は約2800万円と超高級車だ。

15年以上前から同じカラーとボディータイプに乗り続けているブリトニー。この形がお気に入りなのかもしれない。でも、ブリトニーが所有したSLクラス、2台を比べてみると、見た目、機能面ともに違いがある。見た目を比べるとSL65の方がフロントグリルが狭く、ライトも丸いので、少し可愛らしい印象。そしてSL65の方がパワフルなV型12気筒エンジンを搭載している。
メルセデス・ベンツ SLK350|黒の中にシルバーのエンブレムがキラリ
ブラックカラーのオープンカータイプのベンツも所有していたブリトニー。車種はSLK350。1997年に日本国内での販売が開始された小型のオープンカー、SLKクラスは2016年からSLCクラスに名前が変更になった。

日本で「ベンツSLK350」(2008年1月発売モデル)の新車価格は約735万円。他のブリトニーが運転していたスポーツカーと比べると、少しリーズナブルに感じられるのは、V型6気筒エンジンだからなのかもしれない。5代目や6代目のSLクラスと同じく、バリオルーフの屋根なので、スイッチで手軽にルーフをオープンにしてドライブを楽しめる。
スポーツカーらしく、車高が低めで、滑らかな曲線を描いたボディ。シルバーのベンツのエンブレムがフロントで輝いている。2008年2月、高級住宅街のビバリーヒルズをさっそうと運転している姿が目撃された。
メルセデス・ベンツ ブラック カブリオレ|ソフトトップのオープンカーも所有!
ここまで、ハードトップのスポーツカーを紹介したが、ソフトトップのベンツも所有していたブリトニー。耐久という面で、頑丈なのはハードトップだ。しかし、ソフトトップのメリットは、屋根が軽いのでコンパクトに折り畳めて、スペースが取られないこと。そして、重さがないので走行に影響がないのも利点。

2007年7月、息子たちと豪邸の内見をしていた際に運転していたソフトトップのスポーツカーは、ベンツの代表的なエンブレムであるスリーポインテッド・スターがフロントグリルの中にあり、一体化しているように見えるデザイン。左右2灯、丸いヘッドライトがくっついている特徴的な形だからか、キュートな顔立ちだ。
こうして見ると、さまざまな車種のベンツをお出かけに活用しているよう。デザイン面が少しずつ違っているところは、ブリトリーのこだわりを感じさせる。