2023年3月13日、英国王室がウェストミンスター寺院で催された連邦の祭典であるコモンウェルスデーの礼拝に出席しました。英国王室は、チャールズ国王とカミラ王妃、ウィリアム皇太子夫妻、新たにエディンバラ公夫妻の称号を受け継いだエドワード王子とソフィー妃、アン王女と夫のティモシー・ローレンス海軍中将という顔ぶれ。中でも目立っていたのが、エレガントな中に華やかさを添えたファッションのキャサリン妃でした。
ネイビーのワントーンコーデでノーブルな佇まい
おしゃれ番長のキャサリン妃はエレガントなネイビーファッション。ネイビーは、知的で落ち着いた印象を与えるベーシックカラーのひとつ。フォーマルファッションにも取り入れられる色で、ネイビーの面積が広ければ広いほど上品な印象に仕上がります。
この日キャサリン妃が着ていたネイビーのセットアップは、フローラル柄。ジャケットは真ん中の大きなボタンがアクセントになったペプラムデザイン。スカートはマーメイドシルエットにも近いフレアな形でした。
車から降りたキャサリン妃のスカートが風でなびき、スカートの裏側が白地にネイビーのフローラル柄で色が反対になっていることが判明。裏側までおしゃれに抜かりなしということがわかりました。このセットアップに合わせるように、帽子は、リボンがついたネイビーのスエード、クラッチバッグも手袋も、そしてピンヒールのパンプスも、すべてネイビーで一貫した高貴なコーディネートでした。
アクセサリーはダイアナ元妃の指輪をセレクト
さらに注目はアクセサリー。指輪は、ウィリアム皇太子から婚約指輪として贈られたダイアナ元妃のサファイアとダイヤモンド。そして、耳元には、指輪とおそろいのイヤリングをセレクト。これまでも何度も公の場につけてきたお気に入りのアクセサリーで、ブルーカラーということもあり、この日の、ネイビーのワンカラーコーデにぴったりでした。
ウィリアム皇太子もネイビーコーデでリンク
隣に寄り添うウィリアム皇太子のファッションも、キャサリン妃と同じくネイビーファッションでリンク。ネイビーのスーツに白いシャツ、スーツより少し明るいブルーのネクタイで、ばっちり英国紳士のコーディネートでした。