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キュートさに癒される「動物」がテーマのレジャースポットを厳選!シロクマ尽くしのホテルの部屋、猫好き必見の電車も!

シロクマ尽くしのホテルの部屋(OMO7旭川 by 星野リゾート)
シロクマ尽くしのホテルの部屋(OMO7旭川 by 星野リゾート)
写真20枚

元気なかたはより元気に、疲れ気味なかたは癒される、「動物」をテーマにしたスポット。今回は、旅行ジャーナリストの村田和子さんがおすすめを厳選して紹介。見ているだけで癒されるスポットが満載です。

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新型コロナも5類に移行、ゴールデンウィークも終わり、やっと日常が戻ってきました。今回は旅モード全開の人にも、急な変化に疲れ気味な人にもおすすめの「動物」がテーマのスポット。キュートな施設の数々は、友達と訪れてワイワイするのもよし、ひとり旅でじっくり味わい癒されるのもいいですよ。

あなたはシロクマ派?それともペンギン派?~「OMO7旭川(おも)by 星野リゾート」

北海道の旭川といえば、旭山動物園。大人気の旭山動物園をテーマにした客室があるのが「OMO7旭川 by 星野リゾート」です。シロクマルームを皮切りに、ペンギンルーム、そして2022年には、旭山動物園にえぞひぐま館が誕生したのを機に、「えぞひぐまルーム」もオープン。

OMO7旭川 by 星野リゾート
「OMO7旭川 by 星野リゾート」ロビー
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どの客室も、徹底的にテーマとなる動物尽くしで、そのこだわりように目を見張ります。客室には、旭山動物園で実際に展示されていた飼育員お手製の説明看板があったり、夜にはホテルスタッフによる旭山動物園講座(無料)なども開催されたりするなど、動物好きにはたまらないホテルです。

旭山動物園で実際に展示されていた飼育員お手製の説明看板(OMO7旭川 by 星野リゾート)
ホテルがオリジナルで作成した旭山動物園講座用のパネル(OMO7旭川 by 星野リゾート)
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ちょっと疲れ気味の私が宿泊したのは、「シロクマルーム」。扉を開けると、愛らしいシロクマの大きな写真、大小さまざまなシロクマのぬいぐるみが出迎え、モフモフ感に気持ちがどんどん癒されます。グッズもシロクマ尽くしで「え? こんなところにもシロクマ?」「こんなグッズあるの」と発見が多く、その世界観に引きこまれます。

シロクマルーム(OMO7旭川 by 星野リゾート)
シロクマルーム(OMO7旭川 by 星野リゾート)
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シロクマがいくつ隠れているか、間取り図をみながら当てるクイズもあるのですが、残念ながら私は不正解。正解するといいことがあるそうなので、ぜひ滞在したらチャレンジしてみてくださいね。

シロクマルームのクイズとグッズたち
シロクマルームのクイズとグッズたち
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一方「ペンギンルーム」は、宙をペンギンが舞い、ぬいぐるみが整列し、テーブルにはペンギンのゲームまでと、遊びゴコロが満載。

ペンギンルーム(OMO7旭川 by 星野リゾート)
ペンギンルーム(OMO7旭川 by 星野リゾート)
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(OMO7旭川 by 星野リゾート)
ペンギンルームには宙を舞うペンギンも!(OMO7旭川 by 星野リゾート)
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ペンギンルーム(OMO7旭川 by 星野リゾート)
部屋のいたるところにペンギンが(OMO7旭川 by 星野リゾート)
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えぞひぐまルームもあり
えぞひぐまルームもあり(OMO7旭川 by 星野リゾート)
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他にもロビーでは、たくさんの動物のぬいぐるみが出迎え、ホテル併設のサウナプラトーは株式会社バンダイのガチャポン「どうぶつサウナ」とコラボ。特大の動物フィギュアがサウナで整う姿を見ながら、心身のメンテナンスもできちゃいます。

特大の動物フィギュアがサウナで整う姿を見ながら、心身のメンテナンスも(OMO7旭川 by 星野リゾート)(C)BANDAI
特大の動物フィギュアがサウナで整う姿を見ながら、心身のメンテナンスも(OMO7旭川 by 星野リゾート)
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■OMO7旭川 by 星野リゾート https://www.hoshinoresorts.com/resortsandhotels/omobeb/omo/7asahikawa.html

予約なしで乗車OK~猫好き必見の「たま電車」(和歌山電鐵)

和歌山電鐵の「たま電車」は、車外にたま駅長のキャラクターが101匹描かれ、車内もたま駅長だらけ。猫好きはもちろん、そうでなくてもクオリティにテンションがあがります。

「たま電車」(和歌山電鐵)
車体に三毛猫が描かれている「たま電車」(和歌山電鐵)
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貴志駅の駅長を9年務めた猫駅長「たま」がモチーフで、なんと列車のデザインは、JR九州のクルーズトレイン「ななつぼし」も手掛ける、水戸岡鋭治氏。和歌山駅から貴志駅までを結ぶ普通列車なので、予約もいらず乗車券だけで乗ることができます。

「たま電車」(和歌山電鐵)
猫駅長「たま」がモチーフ「たま電車」(和歌山電鐵)
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さらに2021年には、もう1つの猫列車「たま電車ミュージアム号」も運行開始。360度猫尽くしという列車は上質な落ち着いた空間で、これもデザインは水戸岡氏です。

たま電車ミュージアム号
上質な落ち着いた空間が広がる「たま電車ミュージアム号」(和歌山電鐵)DESIGNED BY EIJI MITOOKA+DON DESIGN ASSOCIATES
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他にも和歌山電鐵には個性的な列車が多く、また貴志駅では「ニタマ」、伊太祈曽駅では「よんタマ」が、初代駅長「たま」の意志を継いで勤務中。一日乗車券を買って、電車も沿線も楽しむのがおすすめです。

■和歌山電鐵 https://wakayama-dentetsu.co.jp/

また同じ関西では、近鉄が「ならしかトレイン」という、鹿尽くしの列車を近鉄奈良駅から神戸三ノ宮駅間を中心に運行中。こちらは運行予定が公表されていないので、出会えたらラッキーかも! 2023年4月からは増便になっているので、出会える確率も高くなっています。

近鉄「ならしかトレイン」
「ならしかトレイン」(近鉄)
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「ならしかトレイン」(近鉄)
車内も鹿だらけ「ならしかトレイン」(近鉄)
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ならしかトレインは、吊り輪も鹿!!よく見ると網棚の上にも鹿!?
吊り輪も鹿!? よく見ると網棚の上にも鹿!?「ならしかトレイン」(近鉄)
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■ならしかトレイン https://www.kintetsu.co.jp/all_info/news_info/230324_narashika_goods.pdf

東京・銀座にジャングル出現? 夜は大人時間を満喫~「ずかんミュージアム銀座」

小学館の図鑑NEOがプロデュースする、生き物のありのままの姿を記録しながら、学び、楽しみ、夢中になれるアカデミック・エンターテインメント施設「ずかんミュージアム銀座」。日中は親子連れが多いのですが、実は金曜の夜(17時45分~)には20歳以上限定のNight ZUKAN MUSEUMが開催されています。

「ずかんミュージアム銀座」
金曜の夜に開催されるNight ZUKAN MUSEUM(ずかんミュージアム銀座)
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入館料1000円でお酒を含むドリンク付き。最新技術を用いサバンナやジャングル、水中など大迫力の自然を再現。センサーでこちらの動きにも反応し、館内は時間や天気が変わると様子も変わるなど、大人も楽しめるエンターテインメント施設です。

Night ZUKAN MUSEUM
センサーでこちらの動きにも反応(ずかんミュージアム銀座)
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東急プラザ銀座内にあるので、仕事帰りにふらっと立ち寄るのにも便利です。自分の好きな場所で思い思いに過ごせて、デートにも1人時間にもおすすめ。しばし日常を忘れて、ゆったりと大自然の中で過ごしてみてはいかが?

(ずかんミュージアム銀座)
都内にいながら自然を楽しめる(ずかんミュージアム銀座)
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■ずかんミュージアム銀座 https://zukan-museum.com/

◆教えてくれたのは:旅行ジャーナリスト・村田和子さん

村田和子さん
旅行ジャーナリスト・村田和子さん
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旅行ジャーナリスト。「旅を通じて人・地域・社会が元気になる」をモットーに、旅の魅力を媒体で発信。宿のアドバイザー・講演なども行う。子どもと47都道府県を踏破した経験から「旅育メソッド(R)」を提唱、著書に「旅育BOOK~家族旅行で子どもの心と脳がぐんぐん育つ(日本実業出版社・2018)」。現在は50歳を迎え、子どもも大学生となり、人生100年時代を楽しむ旅を研究中。資格に総合旅行業務取扱管理者、1級販売士、クルーズアドバイザーなど。2016年より7年間、NHKラジオ『Nらじ』月一レギュラーを務めた。トラベルナレッジ代表(https://www.travel-k.com/)。旅ブログも行っている(http://www.murata-kazuko.com/)

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