皇后雅子さまは2023年5月18日、明治神宮会館で開かれた日本赤十字社の全国赤十字大会にご出席。雅子さまは、日本赤十字社の名誉総裁を務めており、赤十字活動に功績のあった個人や団体の代表らを表彰されました。
雅子さまは、日本赤十字社のアンバサダーを努め、大会でメッセージを述べた女優の上白石萌音さんに「とても立派でした」と声をかけられ、上白石さんの出演作品などについても話されたということです。
着物のようなカシュクールデザインは着痩せ効果大
雅子さまがお召しになったカシュクールデザインのジャケットに注目。体に生地を巻きつけて胸元で左右に折り重なる、着物のようなデザインを指す「カシュクール」。
実はこのコーディネートは、昨年の7月1日、日本とアメリカの両政府が留学生を支援する「日米フルブライト交流計画」の70周年を記念する式典にご出席の際もお召しになっていました。
雅子さまはロング丈のカシュクールジャケットをセレクト。ウエスト部分がキュッとくびれた視覚的な効果があり、女性らしい曲線を演出してくれます。また、胸元のVネックと相まって着痩せ効果は抜群です。
裾もまっすぐではなく、上にくる身頃の裾が斜めになっていて、アシンメトリーなデザインがスタイリッシュ。膨張色と言われる白でも、シャープな印象を与えてくれます。生地はエンボス加工が施されたボタニカル柄で、エレガントな雰囲気でした。
透け感のあるインナーやパールアクセで涼しげな印象に
インナーは透け感のあるシアーなデザインを選ぶことで、長袖でも涼しげ。このインナーのシースルーのトップスもジャケットと同じくボタニカル柄が施されていて、清涼感を底上げ。オールホワイトコーデも素材の違いをはっきりさせることで、単調にならず、メリハリを付けることができます。
また、海を連想させるパールアクセを合わせることで、より清楚で華やかさもアップ。帽子と相まって、ロイヤルムードも一層高まります。
式典には名誉副総裁の紀子さまらもご出席。紀子さまもオールホワイトコーデで、かつカシュクールデザインのジャケットをお召しでした。
●皇后雅子さま、4年半ぶりの園遊会で魅了した涼しげなペールブルーの和装姿