
気温も高くなり、蒸し暑い日もちらほら。涼しげに見せたいけれど、きちんと感もキープしたいときに大人女性に人気なのがベージュ。そこで、皇后雅子さまの春夏のベージュコーデをピックアップ。小物の合わせ方や色使いに注目です。
ジャガード織りの黄色みがかったベージュが顔映えも抜群
2002年3月、愛子さまの「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」のため、東宮御所をご出発の天皇陛下(当時は皇太子)と愛子さまを抱かれた雅子さま。



雅子さまは、特別感のあるジャガード織りが特徴の淡いベージュのセットアップをお召しに。産後ということもあり、雅子さまはロング丈のジャケットや安定感のあるローヒールの靴というコーディネートが多め。愛子さまを抱っこすることもあり、あまり大ぶりのアクセサリーはせずに、小ぶりなパールネックレスとイヤリングをつけていらっしゃいました。
ストライプ柄に白のワイドパンツで風通しのいいクールなスタイル
2005年7月、愛知県で行われた「愛・地球博」に出席された雅子さま。ストライプ柄のロングジャケットに白のパンツスタイルがおしゃれでした。



ストライプ柄のロングジャケットはサイドのスリットが深めで、歩くたびに裾が揺れて軽やかな印象です。ストライプ柄にフルレングスのパンツを合わせることで、縦長効果を強調。さらに、パンツとパンプスを白で合わせてつなぐことでスタイルアップにつながっています。
肌なじみのいい明るめベージュでつないで脚長効果抜群
2015年6月、国立科学博物館で開催の「大アマゾン展」をご鑑賞の際の雅子さま。明るめのベージュにインナーは白を合わせ、スキントーンで統一した爽やかコーデでした。



靴とバッグはツヤ感のある革製で統一。レングス長めのパンツに同トーンのパンプスでつないで脚長効果もバッチリです。インナーの白やイヤリングの白が顔周りを明るく見せています。
動きやすいシンプルパンツコーデにパールで華やかさをちょい盛り
2016年6月、東日本大震災の被災地をご視察のため岩手県へ。雅子さまは、柔らかなベージュのパンツスーツ姿でした。





肌なじみよく、シンプルなベージュのパンツスーツに、同じくベージュの靴とクラッチバッグ、パールのアクセサリーをコーディネート。被災地視察に合わせ、ローヒールにパンツスタイルのシンプルコーデで動きやすい装いをセレクトされたようです。
ボタンやアクセサリーの素材で変化をつけたワントーンコーデ
2016年7月、国立新美術館にて開催のルノワール展をご覧になるため、ご一家そろってお出ましに。雅子さまは、シンプルなベージュのパンツスーツでした。




ネックレスはブラックやゴールドのはいったネックレスやジャケットのボタンなどワントーンの中にさり気なく変化をつけて単調にならないよう工夫されたコーディネート。インナーは白、耳元も大粒パールのイヤリングで顔映えもばっちり。ヘアスタイルはハーフアップにすることで、ビジネス感なく優雅な雰囲気です。
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ベージュの明るさを引き出すインナー、小物使いで軽快に
2017年5月、第45回日本車椅子バスケットボール選手権大会の決勝をご観戦。雅子さまは黄色みがかった明るいベージュのパンツスーツでした。



黄色みが強めのベージュのパンツスーツに、2015年6月の「大アマゾン展」をご鑑賞の際にもお持ちになっていたバッグを合わせられていました。ネックレスも今まで何度もつけられてきたもの。白のインナーに、靴もオフホワイトのパンプスで軽やかなベージュコーデでした。
光沢のある淡いピンクベージュのドレスで華やかに
2023年4月、日本国際賞の授賞式に出席された雅子さま。淡いピンクベージュのセットアップが華やかでした。




光沢のある生地が顔映えよく、胸元のネックレスやレースのデザインがより華やかさを盛り上げていました。セットアップは、カフス部分と襟元、スカートの裾部分にレースが施されたデザインで、特別感満載。ネックレスもよくお召しになる一連のパールネックレスではなく、小粒なパールがたくさん使われた存在感のあるものでした。光沢感や白のレース生地、白のパールのアクセサリーが、みずみずしく、清涼感のある雰囲気でした。
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