低GI値で血糖値の上昇が緩やか!腹持ちもよい【焼きいも】
一見カロリーの高さから嫌煙されがちなさつまいもも、近年ダイエットに効果があることはじわじわと知られるようになりました。さつまいもは糖質を多く含みますが、糖質の中でもGI値が低い玄米や蕎麦、また山芋など近親の芋類よりもずっと低いGI値(食後血糖値の上昇度を示す数値)なので血糖値の上昇が緩やかです。また甘さがあるのにもかかわらず、他の穀類に比べるとカロリーが低く、腹持ちがよいのも魅力のひとつ。
栄養素的な話をすると、脂肪燃焼を促してくれるビタミンB6が豊富に含まれています。さらには他の糖質が豊富な食材に比べると水溶性食物繊維が多く含まれており、利尿作用が高いカリウムも豊富。美肌効果にむくみ解消効果も期待できる優れものなのです。
焼きいもは手軽にレンチンがおすすめ!
ラップをまいてレンジでチンすれば簡単に食べられますし、またそれを擦りつぶしてペースト状にすればアイスクリームなどのお供としても◎。いつも食べているスイーツをさつまいもに置き換えるだけで、栄養も摂れ、満足感も得られるのはうれしいですね。
いかがでしたか? ダイエット中の“どうしても食べたい!”を叶えてくれる強い味方として、ぜひ知っておくと便利な食材を紹介しました。ただし、食べすぎはもちろん逆効果! 自分の好みや、普段の食生活に合わせて日頃足りていない栄養素を補うようにして取り入れるよう心がけるだけで、スイーツがよりダイエット効果の高い食材に変わりますよ。
◆教えてくれたのは:ヘルスフードサイエンス研究家・大西ひとみさん
9年間、米ロサンゼルスでパーソナルトレーナーとして活動後帰国。トータルダイエットカウンセラーとして7冊の本を出版、ダイエット商品・食品の商品開発の監修などをはじめさまざまなメディアで活動。2017年に自身のギルトフリースイーツブランド「h+diet(エイチプラスダイエット)」(https://h-plusdiet.com/)を立ち上げ、現在は東京・武蔵小山で『h+diet laboratory』をオープン。野菜を使い、甘味料・人工甘味料不使用、グルテンフリーの「栄養学から考えるオーガニックスイーツ」を販売、他社の商品監修などに携わるなどヘルスフードサイエンス研究家としても活動。
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