娘はブルー、母はレッド ビビッドカラーのこだわりの車でドライブ
2019年1月、ロサンゼルスでシボレーの2人用の乗用車を運転していたケイト。車の後部が屋根のない荷台スペースになっているピックアップトラックだ。ブルーカラーのクラシックカーで、四角い枠の中にある丸い形のライトがレトロさを感じさせる。そして、車の顔を覆い尽くすほどワイドなフロントグリルが、旧車らしい“ドヤ顔”にしている。
ワイルドな車に乗っていた娘に対し、母のゴールディは可愛らしいレッドカラーのミニに乗っていた。
2004年1月、赤いミニでビバリーヒルズの病院へ向かい、前日に長男を出産したケイトを尋ねていたゴールディ。よく「ミニ・クーパー」と呼ばれているが、「クーパー」はグレードの一つで、他にも「クーパー」より値段がお手頃な「ワン」や、ディーゼル車の「クーパー D」などがある。ゴールディが乗っていたのは、3ドアの「クーパーS」。「クーパー」や「ワン」はエンジンがコンパクトな3気筒DOHCが搭載されているのに対し、「クーパーS」は4気筒DOHCなので振動が減り、力強い走りになるので、乗り心地が滑らか。
街中で目立ちそうなビビッドカラーで、個性的な車を選んでいたケイトとゴールディ。母娘共にデザインに対し強いこだわりが感じられる。