
1992年に公開された映画『永遠に美しく…』など、70〜90年代までラブコメ女優として活躍したゴールディ・ホーン。現在も女優業を続けており、年齢は77歳だが、その可愛らしさは健在だ。ゴールディの娘は2003年に公開された映画『10日間で男を上手にフル方法』など、数々のラブコメ作品を演じてきたケイト・ハドソン(44歳)。フィットネスウェアブランド「FABLETICS」を手がけるなど、実業家としても活躍している。そんな母娘はどんな車に乗っているのか。愛車をチェックしてみよう。
母娘揃ってホワイトカラーのテスラ「モデルS」をチョイス
2015年1月、フランス・パリから戻ってきたゴールディとケイト。母を助手席に乗せ、ケイトが運転していたのはテスラの「モデルS」。その3か月後にもケイトが、同じく車のトランクを開けている姿が目撃されている。


母のゴールディも娘と同じ、ホワイトの「モデルS」に乗っている姿をキャッチされている。ほぼ同じデザインに見えるが、ケイトの車はノーズコーンと呼ばれるデザインで、ブラックカラーのフロントグリルがあるが、ゴールディの車にはない。実は、車の正面にある網、フロントグリルはガソリン車のエンジン冷却に重要な役割があるため、電気自動車には大きなものは必要ない。テスラは2016年4月に「モデルS」のノーズコーンを無くした、新たなデザインを発表している。


テスラは電気自動車や家庭用蓄電池を販売しているアメリカのブランドで「モデルS」は、最高速度が時速322kmで、他のテスラのモデル(最高速度260km前後)よりもパワフルな一台。さらに、時速100kmに到達するまでの時間は2.1秒で、大きいエンジンを搭載したスーパーカーに負けていない。
ほぼ同時期に、同じ車種を乗っているということは、母娘で話し合って購入したのだろうか。どちらにせよ、仲良し親子であることに違いないようだ。
娘はブルー、母はレッド ビビッドカラーのこだわりの車でドライブ
2019年1月、ロサンゼルスでシボレーの2人用の乗用車を運転していたケイト。車の後部が屋根のない荷台スペースになっているピックアップトラックだ。ブルーカラーのクラシックカーで、四角い枠の中にある丸い形のライトがレトロさを感じさせる。そして、車の顔を覆い尽くすほどワイドなフロントグリルが、旧車らしい“ドヤ顔”にしている。

ワイルドな車に乗っていた娘に対し、母のゴールディは可愛らしいレッドカラーのミニに乗っていた。

2004年1月、赤いミニでビバリーヒルズの病院へ向かい、前日に長男を出産したケイトを尋ねていたゴールディ。よく「ミニ・クーパー」と呼ばれているが、「クーパー」はグレードの一つで、他にも「クーパー」より値段がお手頃な「ワン」や、ディーゼル車の「クーパー D」などがある。ゴールディが乗っていたのは、3ドアの「クーパーS」。「クーパー」や「ワン」はエンジンがコンパクトな3気筒DOHCが搭載されているのに対し、「クーパーS」は4気筒DOHCなので振動が減り、力強い走りになるので、乗り心地が滑らか。
街中で目立ちそうなビビッドカラーで、個性的な車を選んでいたケイトとゴールディ。母娘共にデザインに対し強いこだわりが感じられる。