保冷剤はカビに注意、水に流すのはNG!
高吸収ポリマーは繰り返し使えますが、一方で、高温多湿の環境だとカビが発生する可能性もあります。カビが発生した場合はすぐに捨てましょう。袋から取り出して中身を使用する場合は、1〜2週間ほどで処分するようにしてください。小さな子供の手の届かない場所で使うのは必須です。
なお、捨てる場合は袋などに入れて燃えるゴミへ(自治体によって対応が異なる場合があります)。高吸水ポリマーは水を吸収すると膨らんでしまうので、水に流すのはNGです。排水管が詰まる原因になります。
最後に、保冷剤のリユースに関する取り組みを紹介します。無印良品の一部店舗では保冷剤の回収も行っています。表面がつるつるとしたやわらかい袋に入っている保冷剤が対象で、ハードタイプ、不織布の保冷剤、穴があいているものや、よごれ、ニオイがあるものは回収対象外です。
冷凍食品、チルドスイーツの取り扱いがあるお店が対象(一部対象外の店舗あり)ですが、詳しくは直接お店へ問い合わせをしてみましょう。
◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん
節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/
構成/吉田可奈