健康・医療

精神科医がすすめる「果物と生野菜中心」の朝食 心と体を健康にするカギはスムーズな「排出」

体を元気にする理想的な朝食レシピ

果物をそのまま食べるのはもちろんのこと、朝は野菜や果物をジュースにして飲むのもおすすめと宮島さん。ジュースだとさっととることができるため、忙しい朝にもぴったりです。宮島さんおすすめの献立を一例として教えてもらいました。

グリーンスムージーとサラダ
宮島さんおすすめの献立は野菜や果物のスムージーとサラダ(Ph/『メンタルは食事が9割』(アスコム)より)
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◆果実と生野菜たっぷり!「小松菜とりんごのスムージー」レシピ

《材料》(2人分)
小松菜…3株(100g) りんご…1/2個 水…1と1/2カップ オリゴ糖など…適宜

《作り方》
【1】小松菜とりんごを一口大くらいに切り、水と共にミキサーに入れて撹拌する。オリゴ糖を入れて、お好みで味を調整する。

酵素を補う「ミニトマトとグリーン野菜のサラダ」レシピ

《材料》(2人分)
ミニトマト…6個 レタス類…適宜(約80g) ザワークラウト…適宜(約100g) オリーブオイル・塩・こしょう…各適宜

《作り方》
【1】レタスをちぎって器に盛り付け、食べやすく切ったミニトマトとザワークラウトを盛る。お好みで、オリーブオイルと塩・こしょうを振りながらいただく。

「野菜ジュースに、オレンジやりんごなどの果物を混ぜて、ミックスジュースにするとおいしさが増します。あるいは、野菜ジュース、果物のジュースと豆乳を混ぜて、豆乳野菜ジュースや豆乳野菜果物ジュースにする方法もあります。豆乳を加えると腹持ちがよくなるのと、大豆に含まれるイソフラボンがホルモンのバランスを整えます」

◆教えてくれたのは:精神科医・宮島賢也さん

白衣を着た男性
精神科医の宮島賢也さん
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みやじま・けんや。精神科医・産業医。防衛医科大学校卒業。研修中、うつ病の診断を受ける。自身が7年間抗うつ剤を服用した経験から「薬でうつは治らない」と考え、食生活と考え方、生き方を変え、うつ病を克服。その経験を踏まえ、患者が自ら悩みに気づき、それを解決する手伝いをする方向へと転換。うつの予防と改善へ導き、人間関係を楽にする「メンタルセラピー」を考案する。著書に『メンタルは食事が9割』(アスコム)など。

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