
10月にはいり少しずつ秋めいてきたこの頃。ファッションもだんだんと秋らしさを取り入れていきたいところです。そこで、皇后雅子さまの秋ファッションに注目。オレンジやボルドーなど、暖色のファッションを振り返ります。
ボルドーカラーのセットアップにスカーフでおしゃれ度アップ
2003年11月、児童養護施設を訪問された雅子さまは、くすみがかったボルドーカラーのセットアップをお召しでした。



ややショート丈のダブルボタンのジャケットに、ひざがすっぽり隠れるくらい長めのスカートを合わせた好バランスなスタイル。顔の近くに明るい柄物のスカーフを差し込むことで、くすんだボルドーカラーでも沈んだ印象になりません。胸元にはうさぎのモチーフのブローチをつけられ、大人の遊び心をのぞかせていました。
優しいオレンジのセットアップにこっくりブラウンのパンプスで秋らしさを演出
2012年10月、ルクセンブルクへ出発される天皇陛下(当時は皇太子)をお見送りする雅子さま。ペールオレンジのセットアップをお召しでした。




雅子さまは淡く優しいオレンジカラーのツーピースをお召しでした。足元はブラウンカラーのパンプス。明るいオレンジカラーにブラウンのパンプスを合わせることで、落ち着いた雰囲気と秋らしさが増します。襟元がコンパクトで、ボタンが多めのデザインは、縦のラインを強調してスタイルアップも叶います。
細部に“おしゃれ”が光るオレンジのセットアップをノーブルな着こなしに
2014年10月、オランダのアレキサンダー国王夫妻が来日した際の歓迎行事では、雅子さまはオランダのシンボルカラーであるオレンジ色のスーツ姿でお出迎え。






シンプルなオレンジのセットアップは、カフス部分が折り返されていたり、ブレードデザインが施されていたりと、さりげなくおしゃれなデザイン。セットアップの生地はほんのりツヤ感があり、さらにロイヤルムードたっぷりの同色の帽子を合わせられ、ノーブルな雰囲気です。
靴とバッグは濃いブラウンで、秋らしい印象も底上げ。パールのアクセサリーでツヤ感を添えたエレガントな秋ファッションでした。
沖縄訪問では格式高いイエローの刺繍入りのセットアップをお召しに
2022年10月、天皇陛下と雅子さまが25年ぶりに沖縄県をご訪問。雅子さまは陛下のネクタイカラーに合わせられたのか、黄色のセットアップをお召しになっていました。





雅子さまがお召しになったセットアップは、襟元や袖部分に沖縄の伝統織物を思わせる刺繍が施されたデザイン。琉球では黄色地の衣裳は「チールジー」と呼ばれ、格式の高い色とされていて、雅子さまのお心遣いがうかがえます。ジャケットはややショート丈で、スカートは長めという脚長効果ありのバランス。バッグと靴は白でそろえられ、足元に抜け感をプラスしていました。
●皇后雅子さま、秋の「芸術鑑賞ファッション」をプレイバック ツヤ感のあるお召し物で麗らかに