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【愛子さま22歳のお誕生日】雅子さまと乗り越えられた少女時代の苦難と感謝のお言葉

2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
愛子さまと空を指差す雅子さま(2003年4月、Ph/小学館)
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12月1日に22歳になられた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。近年は特に仲睦まじいご一家の様子が注目を集めていますが、今回は皇后雅子さまとの親子の絆がうかがえるエピソードを振り返ります。

会見で「生まれてきてありがとう」

天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さまが結婚された約8年後、2001年12月1日に愛子さまが誕生され、12月8日に皇居内にある宮内庁病院を退院されました。

生後間もない愛子さまを大事そうに抱えご退院する天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
生後間もない愛子さまを大事そうに抱えご退院(2001年12月8日、Ph/JMPA)
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翌年の2002年4月2日に開かれた会見で、雅子さまのご懐妊、ご出産について問われた天皇陛下が、お気持ちを明かされました。

「まず始めに、子供の誕生に当たって多くの方々から温かく祝っていただいたことに対して、心からお礼を申し上げたいと思います。また、子供を連れてきてくれたコウノトリにもあわせて感謝をしたいと思います」

2002年11月、東京都港区の神宮外苑にて、黄色く色付いたイチョウ並木の下を散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま、ベビーカーに乗った当時1歳の愛子さま
ベビーカーに乗った当時1歳の愛子さま(2002年11月21日、Ph/JIJI PRESS)
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そしてこう続けられました。

「地球上に人類が誕生してからこの方、絶えることもなく受け継がれているこの命の営みの流れの中に、今私たちが入ったということ、そういうことに新たな感動を覚えました」

雅子さまは涙ぐまれたご様子で同じ質問に答えられました。

2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
愛子さまと目線を合わせてお話する雅子さま(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
手をつないで散歩されるご一家(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
シャツを着崩したきれいめカジュアル(2003年4月、Ph/小学館)
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2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
白シャツをアウトしてラフに着こなす雅子さま(2003年4月、Ph/小学館)
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「無事に出産できましたときには、ほっといたしますと同時に初めて私の胸元に連れてこられる生まれたての子供の姿を見て、本当に生まれてきてありがとうという気持ちで一杯になりました。今でもその光景は、はっきりと目に焼き付いております」

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