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カーシェアはマイカーよりもグッとお得!高級車も登場 それでも利用時に「ここだけは」注意したいこと

車を運転する女性
車にかかるお金を見直してみて(Ph/photoAC)
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これまで日常的に車を使いたいと思ったときの選択肢は、多くの場合マイカーを所持することでしたが、最近は専用ステーションが増え、利便性が向上したカーシェアという方法も選ばれています。そこで、マイカーとカーシェアはどちらのほうがおすすめなのか、節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんに教えてもらいました。

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レンタカーより小回りがきくカーシェア

カーシェアリング(カーシェア)とは、自動車をカーシェアサービスの登録者で共同利用するサービスのこと。「タイムズカー」「オリックスカーシェア」「カレコ・カーシェアリングクラブ」などの事業者があります。会員登録をしたうえで車を予約し、専用ステーションに行ってスマホや会員カードなどで車のロックを解除して利用します。

所有せずとも車を使用することができるという点では通常のレンタカーと同じですが、15分などの短い時間単位で料金設定がされているため、通常のレンタカーと比べて短時間利用がしやすくなっています。

カーシェアのメリット

カーシェアの利用にかかる費用は月額費用と車の利用時間による費用ですが、長時間の場合は走行距離に応じて課金される場合もあります。自家用車(マイカー)の場合と比べて低コストで車を利用できる点がメリット。マイカーの場合は、自動車の購入費に加えて、自動車税や自賠責保険料、車検費用、駐車場代、ガソリン代などの維持費が必要となるため、利用頻度が少なくても毎年50万円程度のコストがかかります。

電卓と車のイラスト
低コストで利用できるのがカーシェアのメリット(Ph/photoAC)
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また、カーシェアは定期的な洗車や車検の対応などの管理・メンテナンスの負担がないところも利点です。事業者によっては、給油や洗車をすることで、料金サービスが受けられることもあります。

カーシェアのデメリット

一方、カーシェアは借りたいときに必ずしも借りられるとは限らない点が大きなデメリットです。使おうと思ったステーションの車がすべて借りられていると、遠いステーションまで行くことになったり、そこも埋まっていたりすると利用することができません。また、車内の清掃は基本的に利用者自身で行うため、車内が汚れているケースもあります。

カーシェアとマイカーはどちらがおすすめ?

毎日通勤に利用する、公共交通機関が不便で車がないと生活ができないなど、利用頻度が多い場合や、自宅に駐車スペースがある場合はマイカーを所有する方が有利でしょう。マイカーは返却などの時間的な制約がないのもメリットなので気持ちにも余裕を持つことができそうです。

海の近くに停めた白い車
ライフスタイルに合わせて選ぶのが◎(Ph/photoAC)
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一方で、週末のみ車を利用するサンデードライバーや近隣の駐車場が高額である。主に短時間での車の利用なら、カーシェアのほうがコスト的なメリットが大きいのでおすすめです。

カーシェアを選択する場合はステーションを事前にチェックすること

カーシェアのほうが低コストで済むケースが多いため、さまざまな人におすすめできますが、カーシェアのステーションが近場にあるかどうかは事前にチェックしておきましょう。ステーションが近場にないと利便性が非常に悪くなるため、その場合は多少コストアップであったとしても、マイカーのほうが向いているかもしれません。

駐車場
カーシェアを利用する場合はまずカーステーションの場所をチェック(Ph/photoAC)
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セカンドカーにカーシェアという使い方も

また、毎日の通勤にはマイカーを使い、もう1台必要ならセカンドカーをカーシェアにするといった使い方でもいいですね。買い物はネットスーパーに、ちょっとした移動なら電動アシスト付き自転車を利用するなど、できるだけセカンドカーを使わない生活にシフトして、必要なときはカーシェアを利用する使い方もあるでしょう。

高級車
セカンドカーをカーシェアにするという使い方も(Ph/photoAC)
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また、事業者によっては高級車をカーシェアにしていることもあるので、気分次第で休日の外出ではセカンドカーとしてカーシェアでいつもと違う車を利用するという使い方もいいでしょう。事業者やステーションによって置いてある車も違うため、どんな車があるか一度調べてみるのもおすすめです。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/新藤まつり

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