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2月28日を最後に、建て替えのために休館となった帝国劇場。その最終公演には、市村正親(76才)や島田歌穂(61才)、鹿賀丈史(74才)など、同劇場とつながりの深い80名以上のスターたちが駆けつけ、歴史的な舞台を彩った。

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ステージの最後は「レ・ミゼラブル」の楽曲「民衆の歌」で、出演者や観客、2000名の歌声が会場に響いた。その余韻が冷めやらぬなか、司会の井上芳雄(45才)からマイクを渡された堂本光一(46才)。(締めの挨拶は)「絶対オレじゃない」と驚きながら、「この場にいられるだけで光栄です」と万感の思いを込めた。
帝国劇場ゆかりのスターたち
帝国劇場のラストを飾るステージは、2024年に、ミュージカル「Endless SHOCK」で同一演目での国内演劇単独主演最多記録を達成した堂本が井上、市村とともに発起人となって企画したという。

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「(初めて帝国劇場で)お世話になったのは26才のとき」だという北大路欣也(82才)は、半世紀以上前から縁のある2代目帝国劇場の最後を舞台の上で見届けた。

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帝国劇場で数々の舞台の座長を務めた佐久間良子(86才)は、劇場との別れを前に、「胸がいっぱいです」と語った。

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2001年に帝国劇場で上演された舞台「細雪」では、佐久間、沢口靖子(59才)、南野陽子(57才)、そして山本陽子さん(享年81)が4姉妹を演じた。

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演劇好きで知られる上白石萌音(27才)は、最終公演の翌日、インスタグラムに「建て替え前の最後の数日間をあの場で過ごせて本当に光栄でした」とつづった。

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帝国劇場は1911年に日本初の西洋式大劇場としてオープンし、建て替えを経て1966年には2代目帝国劇場が開場。59年間、多くのファンに愛された。2030年に3代目の劇場が開業予定。

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撮影/平野哲郎
※女性セブン2025年3月21日号