
「いや〜、マジで興味ない。おれはやっぱり、歌って踊るのは団体芸ってイメージなんだよなぁ。歌うのはカラオケでいい」
7月11日放送の『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)にゲスト出演した松本潤(41才)は、『嵐』の活動終了後に歌手としてソロデビューする可能性について問われると、そう言い切った。
「2024年5月に前所属事務所から独立して新会社『MJC Inc.』を立ち上げた松本さんは、“チーフエンターテインメントオフィサー”という肩書で新しいエンタメの創造や発信に力を入れています。
嵐愛の強い松本さんですから、歌手活動は嵐で一区切りということなのでしょう。グループとしての活動終了後はアーティストのコンサートを演出するなどの裏方に回り、自ら表に出る仕事としては俳優業に注力するとみられています」(芸能関係者)
2023年の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)で主演を務め、新しい視点で描かれた徳川家康の生涯を見事に演じ切った松本。2024年は演劇界の巨匠・野田秀樹氏が手がけた舞台『正三角関係』で好演し、現在は7月13日から始まった主演ドラマ『19番目のカルテ』(TBS系)の医師役が評判だ。トップ俳優として最前線を走る松本だが、次回作にはある変化が見られるという。

「来春放送が予定されている人気漫画が原作のスペシャルドラマに、松本さんが同世代の実力派俳優らとともに出演します。すでに撮影に入っているのですが、松本さんは“脇役”に徹しているんです」(テレビ局関係者)
松本は、堂本剛(46才)と堂本光一(46才)がダブル主演したドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系/2017年)の出演以降、主演ドラマが続いていた。
「主演ではない役どころでの出演は約8年ぶりのようです。いまの松本さんが大切にしているのは、新しいエンタメを創り出し表現者として高め合うことのできる仲間の存在です。今回は、『どうする家康』で共演した年下の俳優が主演ということで引き受けたようです。
当時、大河初出演にして初主演だった松本さんは、“撮影を引っ張ってくれた存在”と、その彼に一目置いていました。また一緒に仕事をしたいという気持ちが強く、松本さんにとっては主演とか脇役ということは大きな問題ではないんだと思います」(前出・テレビ局関係者)
このドラマは配信版、そして劇場版も予定される大型プロジェクトだという。松本の新たな顔がまた見られそうだ。
※女性セブン2025年7月31日・8月7日号