映画『トゥームレイダー』のアンジェリーナ・ジョリー(42才)、映画『キル・ビル』のユマ・サーマン(47才)よりカッコいい――そういわれるほどに、綾瀬はるか(32才)の評価は高まるばかりだ。
日本のアクション女優といえば志穂美悦子(62才)が代表格だったが、1990年代以降は観客の嗜好が変わり、アクション作品そのものも下火に。
しかし最近、2007年にドラマ『SP』(フジテレビ系)の岡田准一(37才)や、今年は『CRISIS』(フジテレビ系)の小栗旬(34才)と西島秀俊(46才)が迫力満点の立ち回りを見せるなど、再びアクションものが脚光を浴びている。
そして今、いちばん「アクションでアツい女優」といえば、綾瀬だ。高視聴率のまま最終回を迎えたドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)では某国の特殊工作員という過去を持つ主婦を演じ、アクションシーンになるとネット上は、《綾瀬はるかのお仕置きターイム!》《キレキレでも表情がぶれなくてかっこよすぎる》と大騒ぎ。
『奥様~』だけではなく、放送中のNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』で演じる短槍使いの女用心棒・バルサも圧巻だ。
「原作のバルサは、自分の身を盾にして王子を守り相手を倒す、並外れた強さを持つ女性という設定。過激なアクションをこなさなければならず、放送前は“バルサのイメージを壊さないで”と冷ややかな評判だった。
でもいざドラマが始まると大きく短槍を振り、素早い身のこなしで男を次々なぎ倒し、配役の誰よりもハマっているアクションシーンを見せ、“もうバルサは彼女しかいない”と大評判になりました」(芸能関係者)
映画『ICHI』や、2013年のNHK大河ドラマ『八重の桜』でも見事な殺陣を披露していたが、とにかく段違いにキレが増しているのだ。
女性も注目の「カリ・シラット」
なぜ綾瀬はここまでの変貌をとげたのか――それは『奥様~』で「カリ・シラット」という東南アジアの特殊な武術を取り入れたことが大きいという。
「素手で戦うだけでなく、棒やナイフ、紐などの身の回りの物を使うのが特徴で、非常に体得が難しく、女性ならなおさら厳しい。『SP』で体得した岡田さんはその後も練習を続け、今では師範資格を取得しているそうです」(武術関係者)
綾瀬は撮影の3か月前から脚本家金城一紀氏にアクションの指導を受けていたが、「今まで見てきた中でいちばんスジがいい」と言われたとか。
綾瀬効果は絶大で、全国に数か所あるカリ・シラットの道場に「私もあんなふうになりたい」と主婦からの問い合わせが殺到しているという。
「おっとりしているように見えて、運動神経が抜群なのは有名な話。学生時代は学年でいちばん足が速く、バスケットボール部に所属しながら、陸上の大会にも選手として借り出されたほどだそう」(前出・芸能関係者)
12月1日から始まった『SK-II』のCMでも、カメラが追いつけないほどの“全力疾走”を披露している綾瀬。その勢いは止まらない。
※女性セブン2017年12月21日号
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