
「運動も食事制限も続かない」「いまさら何をやってもムダ」などと、ダイエットを諦めているあなたへ朗報です。お腹まわりのお肉、特に下腹についたポッコリお肉をたった1分マッサージするだけで、即やせする方法があるんです。中には1回のマッサージでウエストが6cm減ったという人も! ついつい食べすぎてしまう「食欲の秋」にこそ、新習慣として取り入れよう。
太りやすさがわかる!ぽっちゃりリスクチェック
□お腹のたるみを自覚している
□体が冷えやすい
□こりや痛みを感じる部位がある
□むくみが気になる部位がある
□肌や髪の乾燥が気になる
□椅子に座るとき、足を組んだり背もたれにもたれかかったりしがち
□水分補給は主にコーヒーやお茶、炭酸飲料
□満腹になるまで食べないと気がすまない
□朝、起きたときに熟睡したスッキリ感がない
□怒りっぽい、イライラしやすい
《チェックが0個》体も心も健康。今回紹介するダイエット法で太りにくいいまの状態をキープしよう。
《チェックが1~3個》少し疲れがたまりやすくなっているかも。がんばりすぎず、心身の状態に目を向けて。このダイエット法を生活習慣に組み込もう。
《チェックが4~7個》忙しくてかなり無理をしているのでは?リラックスする時間が必要です。このダイエット法を1日に3回しっかり行って。
《チェックが8個以上》体も心も悲鳴を上げている状態。このダイエット法で疲れた体と心をほぐすことが大切。1日に3回以上、意識して行って。
【代謝がアップ】筋膜を「はがし」て「ほぐし」て血流改善!
面倒くさがりの人でも、忙しくて自分のことが後回しの人でもできる!
太りやすさの原因は「血流」にあり!簡単に血流を改善するためのメソッドを紹介する。これで太りにくい体に!!
筋膜をはがして血流を改善する
個人差はあるが、40代以上の女性はリスクが自然と上がるものだと、セルフケアダイエットトレーナーの蜷川ちひろさんは言う。
「女性ホルモンの一種、エストロゲンには、内臓脂肪をつきにくくする働きがあるため、更年期前後でエストロゲンの分泌が激減すると太りやすくなります」(蜷川さん・以下同)
エストロゲンには血管を広げ、しなやかさを保つ働きもあるため、減少する更年期は血流も悪化する。
「血液の役割は細胞に酸素と栄養素を届けることですから、血流が悪くなると新陳代謝が低下し、筋肉量が減りやすくなります。そうなると代謝がさらに下がり、太りやすくなるという負のスパイラルに陥ります」
血流を改善し、硬くなった筋肉をほぐせば太りにくい体になるため、今回紹介する方法では、血流改善が大きな目的の1つになっている。やり方は3ステップ、1分でできて簡単。腸骨や恥骨(※)の内側をこすり、お腹の肉をマッサージすることで、はりついた筋膜をほぐす。
※腸骨とは、両手を腰に当てたときに、親指以外の指先や手のひらに触れる、左右の骨盤の出っ張り部分。恥骨とは、骨盤の前中央、下腹部のいちばん下にある硬い骨。
「筋肉と筋肉の間には『筋膜』という薄い膜があり、筋肉量や運動量が少ないと、筋膜が筋肉にはりついて動きを妨げ、血流を悪くします。そうなると、正しい姿勢が保てなくなり、肩や腰などに痛みが生じます。ですからまず、癒着した筋膜を“はがす”ことが先決なのです。その後、こり固まった筋肉をほぐすことで血流が改善。やせる体質に変わっていきます」

マッサージで自分をいたわることも大切
このダイエット法のこだわりは「1分でできて運動や食事制限いらず」という手軽さだ。そこには考案者である蜷川さんの切実な思いが込められている。
「私は30才のときに交通事故で頸椎を損傷しました。とはいえ、当時は子供が生まれたばかりでとにかく忙しい。リハビリもそこそこに、痛みを抱えながら家事と育児、仕事をがんばっていました」
ところが無理がたたって3年後に歩けなくなった。
「このときようやく、家族や職場に迷惑をかけないよう、覚悟を決めてセルフケアに向き合わないといけないと実感しました」
当時の蜷川さんはダイエットに興味がなく、ぽっちゃりしていたが、体の痛みをとるためのヨガや筋膜はがしを学んだところ、自然とやせていった。
「痛みをとるためのマッサージにより血行がよくなり、2週間でウエストが7cm細くなりました」
この経験をもとに、勉強と研さんを重ね、独自のダイエット法を考案したのだ。
「女性は、仕事のため家族のためと自分のケアを後回しにしがち。だったら、短い時間で簡単にできる方法を提案しないと続けられません。私が考案したダイエット法なら、1回1分で忙しくても続けやすい。1日1回でもいいですが、なるべく複数回行い、自分をいたわってほしいですね」
マッサージと併せて、正しい姿勢を保ち、以下の3つの習慣を取り入れるとより効果的だ。
マッサージにプラスして小さな習慣を加えよう!
《青竹を踏む》キッチンや洗面所に青竹を置いておき、自然と踏む習慣がつくようにする。
《息を吐く》体の緊張をとることが大切。息を吐くと副交感神経が優位になりリラックスできる。
《水を飲む》1日に1.5~2Lを少量ずつ飲むこと。これだけでお腹が柔らかくなる。
蜷川さん考案「3ステップ・1分」で即やせの手順
《STEP1》シールはがし
【1】骨にはりついた筋膜を指ではがす。左右の親指をくっつけた状態で腸骨の上に当て、骨の内側に親指の第一関節まで差し込み、ゴシゴシとしごく。さらにその少し下も同様にしごく。左右両方行う。

【2】恥骨の内側に両手の親指を第一関節まで差し込み、ゴシゴシとしごく。【1】【2】ともに、仰向けに寝て、ひざを立ててやってもよい。

《STEP2》おへそずらし
【1】おへそを大きく動かすようにお腹をマッサージする。人差し指~小指をそろえて付け根から曲げ、手のひらをお腹側にして両手をそろえた状態で、おへその右側に差し込む。おへその芯(※)を右から左にずらすイメージで行う。便秘の人は硬い傾向にある。
※おへそから背中に向けて、硬くまっすぐな棒状の“芯”が通っていることをイメージする。実際に芯があるわけではない。

【2】おへその左側に両手を差し込み、おへその芯を左から右にずらす。

【3】おへその下に両手を差し込み、おへその芯を下から上にずらす。

【4】おへその上に両手を差し込み、おへその芯を上から下にずらす。

《STEP3》下腹つかみ
【1】おへその両脇をつかみ、ゆっくり息を吐きながらおへその方へ寄せてしぼる。

【2】おへその斜め上と斜め下をつかみ、ゆっくり息を吐きながらおへその方へ寄せてしぼる。

【3】おへその上下をつかみ、ゆっくり息を吐きながらおへその方へ寄せてしぼる。

◆セルフケアダイエットトレーナー・蜷川ちひろさん

日本チクティビティ協会代表理事。30才で事故に遭い、頸椎を痛めたことからヨガとセルフケアを学び、独自メソッドを考案。著書に『1分でサイズダウン! 下腹しぼりダイエット トイレに行くたびやせる!』(KADOKAWA)。YouTubeチャンネル『世界一簡単に痩せるチクティビティダイエット』(日本チクティビティ協会)も好評配信中。
※女性セブン2026年11月12・19日号