料理・レシピ

ダイエットの心強い味方「チアシード」。意外と知らないその効果

アメリカでも人気のスーパーフード「チアシード」。デザートやドリンクで楽しんでいるけれど、実は体にどういいのかわからない…という人も少なくないのでは?

やせる!老けない! チアシード レシピ: 1日1スプーン きれいな人の新習慣 (小学館実用シリーズ LADY BIRD)

興味がある人は、画像をクリックして購入サイトへ

そこで、シリーズ累計100万部を突破した「やせおか」シリーズの著者、柳澤英子さんの『やせる!老けない!チアシード レシピ』(小学館)からチアシードについてご紹介。しっかり学んで、上手に生活に取り入れよう。

* * *

幼い頃から太っていた私。50代を迎え、ようやくダイエットを決意したのが5年前。しっかり食べても痩せるおかずを考え、1年間で26kg減のダイエットに成功しました。リバウンドをしないように痩せるおかずを継続し、いまでも体型はキープ中。

そんな私の次の目標は、「老けずにキレイ!」。そのためには、やっぱり食生活が肝心。アンチエイジング食材をいろいろ試してみました。中でも大ヒットだったのが「チアシード」。オメガ3脂肪酸をはじめ、食物繊維や必須アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなど…健康な体を維持してくれる栄養素を豊富に含む、まさしく“スーパーフード”です。

【食べはじめて気づいた変化】
●お通じがよくなりました。バラバラだった回数が1日2回と安定するように
●肌の調子がアップ。毎日使っていたアイクリームをつけ忘れちゃうことも
●体が疲れにくくなりました。ウォーキングイベントなどに参加した翌日の疲労度が違う!

そもそも「チアシード」とは?

チアシードはメキシコなど中米が原産の、学名サルビア・ヒスパニカの種子。いまから5000年以上前、チアシードはマヤ民族やアステカ民族の重要な栄養源として重宝されていました。

chiaseed_P09B
写真6枚

マヤ語でチアは“力”を意味し、チアシードを日常的に食べていたメキシコの先住民は、心臓病や糖尿病といった病気に悩まされることがなかったといいます。

最近、栄養学的な研究から、チアシードには人の健康維持に必要なたくさんの栄養素が含まれていることが明らかに。アメリカではFDA(アメリカ食品医薬品局)に認定されるなど、注目が集まっています。

「チアシード」はふだん偏りがちな栄養を補う「スーパーフード」として、 海外のセレブがこぞってとり入れたこともあり、近年需要が増えているよう。アルゼンチン、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビアなどでも栽培され、生産量が拡大中という報告も。年々需要も人気も高まる、期待大の食材なのです。

【チアシードを食べる5つのメリット】