ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は山本さんが、目元を明るくしてくれる夏にぴったりのアイシャドウを教えてくれました。
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くすみがちな夏の目元も「みかん色」でフレッシュに
某美容誌に2020年上半期の美容流行語が発表されていて、その中に「みかん色」っていうのがありました。私はオレンジ色って言っていましたが、いまの若い子はみかん色って言うんですねー(笑い)。確かにみかん色は、この夏大注目の色みです!
私が最近気に入っていて、毎日のように使っているSHIROの『カレンデュラアイシャドウリキッド OC01』がまさにこの色。リキッドタイプのアイシャドウで、流行りの色と繊細なラメのきらめきがまぶたにピタッとフィットして、崩れにくいんです。夏の汗や皮脂でくすみがちな目元に、柑橘系ならではの爽やかな色みときらめきが加わるだけで、顔立ちがフレッシュに見えますよ。
先端がチップになっていて、まぶたに直接のせたら指先でぼかすだけ、と使い方もすごく簡単。塗るときのポイントは、アイシャドウを広めに入れること。アイホールまわりの骨のあたりまでぼかして目に幅を出してあげることで、小さくなってきた大人の目を大きく見せる効果があります。
まぶたの中央に横1cmくらいのラインでのせたら、伸ばすのではなくタッピングするようにポンポンと指先で広げていきます。その後、カラーがついていない別の指先で、境目をポンポンとぼかしてなじませます。このときのもうひとつのポイントが、アイシャドウと眉毛の間にカラーがついていない隙間を作っておくこと。この隙間がないと、かえって目が小さく見えてしまいますからね。
これだけでももちろんいいのですが、お手持ちのブラウン系のアイシャドウをまつげ際にライン状にプラスすると、程よく目元が締まります。アイラインでもいいのですが、アイライナーを使わないのがマイブーム。いまのメイクって「目元を締めない」のがトレンド。とはいえ、大人は顔がボケてしまうので、私は濃いめのアイシャドウを目の際に引くようにしています。アイライナーを使う人は、ブラウンなど黒以外の色がいまどきです。オレンジと相性のいいブラウンをプラスすることでオレンジは生かしながら目元が引き締まり、魅力的に見えますよ。
仕上げには必ずマスカラを! マスカラもブラウンにすると、さらに自然な立体感が加わり、目元がグッと印象的になります。
アイシャドウを使わない人も多いようですが、大人のフラットになっちゃった顔を立体的に見せるためにはすごく効果的なアイテム。みかん色って一見鮮やかだけど肌になじみやすいし、このアイシャドウはきらめきやツヤがいまっぽいところもおすすめ。マスクをしていても、2020年夏の顔になれますよ!
目元を引き締めるシャドウの塗り方
【1】鮮やかだけど実は肌なじみのよい「みかん色」。
【2】アイホールまわりの骨のあたりまで指でぼかします。
【3】さらに濃いめのアイシャドーを目の際に。
詳しいやり方はコチラの動画をチェック!
まぶたに密着してツヤが続くリキッドアイシャドウ
スキンケア効果のあるハーブ、カレンデュラを配合。オレンジ×深みのあるラメで最旬の目元に。カレンデュラアイシャドウリキッド 0C01 3500円/SHIRO(カスタマーサポート)info@shiro-shiro.jp
※女性セブン2020年8月20・27日号
山本浩未(やまもとひろみ)
ヘア&メイク・アーティスト。1964年生まれ。今すぐ実践できるメイクテクニックと親しみやすいキャラクターで、同世代からの支持も厚い。最新刊『たるみはメイクでなくせます!「3本の線」で顔を建て直す』(小学館)も好評。
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