9月に入り朝晩はひんやりしてきました。こんな季節には、やはり温かいお茶を淹れてほっこりスイーツタイムを楽しみたいもの。
シドニー五輪女子マラソンに日本代表として出場したオリンピアンの1人で、現在は料理研究家として活躍する市橋有里さんにが、おすすめのヘルシースイーツを伝授する連載「美活にアリなスイーツ」。
今回は、徳島名物のすだちを使用した簡単ヘルシーなういろうを紹介。調理時間10分のとっても簡単和スイーツは、ぜひレシピを覚えておくと便利。ぜひチャレンジしてくださいね。
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実は栄養満点！簡単ヘルシーな「さっぱりすだちういろう」レシピ
こんにちは、市橋有里です。今回は、いまがもっとも旬の迎える私の地元徳島のすだちをつかった簡単ヘルシースイーツ。香りづけに使うことが多いすだちですが、実はそのコロンとした小さなフォルムからは想像できないほど栄養満点な果物なんです。
今回は、全国津々浦々、さまざまなういろうがありますが、「こんなういろうがあったらいいな～」と思い作ってみました。すだちの皮のすりおろしを中にも入れ、甘さはできるだけ抑えてヘルシーに香りよく仕上げてみました。
《材料》（4人分)［エネルギー：420 kcal、1人分105kcal］
わらび粉…25g 薄力粉…25g あんこ…100g 水…150cc すだち…3～5個
《作り方》調理時間目安：約10分
【1】すだちの皮をすりおろしておく。飾り用はとっておく。
【2】飾り用以外の【1】のすだち、他の材料をボウルに入れてよく混ぜておく。
【3】牛乳パックにクッキングシートを敷いて、【2】を漉しながら入れる。
【4】ふんわりラップをして、電子レンジ（600W）で4～5分加熱する。
【5】冷めてから切り分け、すだちのすりおろしを散らしたらでき上がり。
【POINT】
・甘みが足りない場合は砂糖を入れて調整してOK。
・わらび粉と薄力粉はあわせて50gですが、薄力粉を減らし、わらび粉を増やすと“ぷるんと感”UP。
・冷蔵庫に入れると硬くなるので、冷やすときは氷や保冷剤でさっと冷やす。
・【4】で白っぽいようなら透明感が出るまでもう少し加熱する。
柑橘系とあんこはなかなか珍しい組み合わせ！
すだちは、クエン酸効果で疲労回復が期待できるほか、他にも他の柑橘類にはないスダチチンというポリフェノールの一種で脂肪を代謝する働きがあるので、皮も余さず食べたいものです。
柑橘系とあんこをあわせるのは、なかなか珍しい組み合わせかもしれませんが、もっちりむっちり爽やかさが後を引きます。ぜひ、ヘルシースイーツタイムに役立ててくださいね。
◆教えてくれたのは：料理研究家・市橋有里さん
いちはし・あり。1977年11月22日、徳島県生まれ。アスリートフードマイスター・料理研究家・ランニングアドバイザー。1999年、世界選手権セビリア大会銀メダル獲得。2000年、シドニーオリンピック日本代表。「マラソン界のシンデレラ」とも呼ばれ、現在はランニングアドバイザーとして女性誌でランニングモデルをするほか、料理イベントをするなど、活躍の場を広げている。https://ameblo.jp/ariblo-ichihashi/
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