今、話題の糖質カット炊飯器『LOCABO(ロカボ)』に計画を大幅に上回る受注が殺到。開発したのは家電メーカーではなく広告代理店だった。商品に込めた熱い想いを聞いた。
マーケティングのプロが発案、新たな炊飯器界の革命児
「糖質オフのご飯が炊ける炊飯器を探す中で、大手家電メーカーのような多機能なものではなく、シンプルで2合も炊ければ充分。そこに市場があると思ったんです」と、forty-four代表取締役の獅子内善雄さんは、マーケットを絞っていったという。
「2台目需要を狙うと決めた。小さくて収納しやすく、手頃な価格。そして、糖質オフでもおいしいご飯を炊ける商品にしたくて…」
持ち前の行動力を生かし、1年半かけて”自分が本当に欲しい”をカタチにした。クラウドファンディングで想いを発信すると、7800万円もの資金が集まり、増産体制も整えた。
「米の専門家に相談しながら、各地の米をひたすら食べ比べて味を追求し、最後は根気で乗り切りました」という炊きたてのご飯は、ふっくら艶やか。
糖質45%オフ、カロリー44%オフでも「普通のご飯と変わらずおいしい!」と、口コミでファンが増え続けている。
糖質オフでも艶やかで美味!
内釡が蒸し器のような構造で、湯切りされて糖質が水分と一緒に落ちる仕組み。スチーム機能で蒸し料理も手軽に。
付属品にも工夫が!
糖質カット炊飯のほか、通常炊飯、玄米や炊き込みご飯にも対応。米をすくいやすい四角い計量カップや、先端が浮く仕様のしゃもじも付属。通常価格2万4000円のところ、現在新発売を記念して1万3200円で販売中。
コンパクトですっきり収納
奥行22cm 、横25.5cm 、高さ22cm 、重さは約2.3kg と小ぶりで軽く、引き出し収納にもすっきり。インテリアにもなじむ白と黒の2色展開。フラットな天面に炊飯ボタンが表示されるスマートなデザインだ。
食卓にそのまま出せるデザインにもこだわりました!
問い合わせ先/forty-four 0120・014・950(24時間受付)
撮影/玉井幹郎 スタイリング/中村弘子 取材・文/岸綾香