
2023年10月15日、天皇皇后両陛下は、国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席するため、石川県へご出発。羽田空港で搭乗した特別機は離陸前に不具合が発生し、急遽、予備機に乗り換えたため、小松空港への到着が約1時間半ほど遅れました。そうしたトラブルがあったものの、無事開会式に出席できた両陛下は、尽力した関係者を気遣われていたそうです。
機内では動きやすいパンツスタイルにスカーフで防寒対策も
雅子さまは、オフホワイトのパンツスーツで搭乗されました。先日の鹿児島ご訪問の際も機内ではパンツスーツを選ばれ、お着替えされた雅子さま。今回も機内では動きやすいパンツスタイルに、ご到着してからは華やかなスカートのセットアップに着替えられていました。



雅子さまは、オフホワイトのパンツスーツに、同色のパンプスとクラッチバッグを持たれていました。アクセサリーもパールのイヤリングを合わせられ、ワントーンでまとめられていました。首元には、柄のスカーフを巻かれ、冷え対策もバッチリ。ボリュームのあるスカーフを顔周りに持ってくることで、視線が上がり、スタイルアップも叶っています。
秋らしいこっくりイエローのセットアップにお着替え
石川県に到着されたお二人は、国民文化祭の開会式にご出席。出演した地元の人たちと交流されました。雅子さまは空港到着時のお召し物から着替えられ、秋らしさを感じられるイエローのスカートのセットアップに。天皇陛下も黄色ベースのネクタイで、雅子さまとリンクしていました。
午後は、両陛下は金沢市内で行われた「いしかわ百万石文化祭」の開会式に出席され、狂言師の野村萬斎さんが総合演出したステージを1時間にわたり鑑賞されました。









雅子さまのお召しになったセットアップのジャケットは、襟が小ぶりで女性らしく、襟の位置が高く設定されているので、それだけで、視線が上がりスタイルアップ効果があります。帽子やパールアクセサリーなど存在感のあるアイテムを顔周りに集中させることで、さらにスタイルアップ効果を高めています。足元は白で抜け感をプラス。小物など白を点在させることで、ともすれば派手なイエローが優しい雰囲気にまとまっています。
●皇后雅子さまの秋のシックファッション「黒」「グレー」で引き締め凛とした洗練ムード