真紅のスーツにベロアのボルドーが上品で落ち着いた雰囲気に
2002年2月の『青少年読書感想文全国コンクール』表彰式にご出席の際は、印象的な赤いスーツでお目見え。
インパクトの強い赤のスーツは、カフスや襟、ボタンがベルベット素材のボルドーカラーになっていて、大人の落ち着き感を添えています。また、ショートヘアをオールバックにされマニッシュ感も漂い、全身が赤という一見派手な配色でも、好バランス。グローブやバッグは黒を合わせることで、より落ち着いた雰囲気にまとまっています。
パンツスーツのときはカフスを折り返して抜け感をプラス
2020年2月に「『水と文化』国際シンポジウム―水の遺跡から地域の発展を考える―」に出席された際は、パンツスーツ、パンプス、バッグなど全身お気に入りのボルドーカラーでした。
バッグやグローブはベロア素材、パンプスはスウェード素材をチョイスし、暖かい印象にまとめたワンカラーコーデ。雅子さまがお召しになったスーツは、袖口は折り返しのデザインになっていて、手首を少し見せることで、すっきりとした軽やかな印象を与えています。インナーには、白のボウタイブラウスにボルドーのジュエリーとパールのロングネックレスをレイヤリングすることで、目線を上に操作し、スタイルアップも叶えています。