ヘア&メイク・アーティスト、山本浩未さんの『女性セブン』での人気連載をお届け。今回は、オトナ女子のための眉メイクを解説。
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最近、気づいたんだけど、私の眉毛が下がってきてます。村山富市元総理大臣じゃないけど、おじいさんになると眉毛が伸びて垂れ下がって見えるのだとばかり思ってたんです。でも、実は毛が伸びるだけじゃなく、皮膚がたるんで下がってくるんですね。
昔、太眉が流行った頃は、「眉毛を上向きにブラッシングすれば上がるので、カットしすぎずに毛流れを生かしましょう」って、推奨していました。でも大人の眉は、上げても下がってくる(笑い)。そうか、眉にも大人のサインが表れるんだ、と実感しました。
とはいえ、毛は大人を若々しく見せてくれます。目指したいのは、夏目三久さんのナチュラルな、ほどよい太さの眉。私も、どうしても長すぎる毛はカットしますが、眉用のマスカラでできるだけ毛流れをキープするようにしています。マスカラを使って毛を立ち上げることで、顔立ちに勢いが出るし、ツヤと立体感がプラスされるので、フレッシュさがアップします。
まぶたにも眉にも使ってツヤやかな今どき目元に
さらに最近は、流行のクリームやリキッドタイプのアイシャドーをまぶただけでなく、眉にも使ってます。ウェットな質感でほどよくツヤやかになるし、眉アイテムにはない、絶妙な色合いも魅力です。同じものを使うことで目元がまとまるうえ、なにより時短になります。
使い方は簡単。アイシャドーをブラシに取ってアイメイクをしたら、そのままブラシに残ったアイシャドーで眉を描くだけ! 足りないようならほんの少しだけ毛先に色を取って、描き足してみて。