1995年|阪神・淡路大震災では外国訪問の日程を短縮し被災地へ
1995年1月にはクウェート、アラブ首長国連邦、ヨルダンの中東3か国を訪問されていた天皇皇后両陛下(当時は皇太子)。日本を出発する3日前に阪神・淡路大震災が発生し、海外訪問の日程を短縮されました。
帰国後、被災地を見舞われた両陛下は、膝を床につかれ、被災者と目線の高さを合わせて丁寧にお話しされる姿が印象的でした。
2011年|東日本大震災の1か月後に被災地をご訪問、被災者をお見舞い
2011年3月に起きた東日本大震災の際は、翌4月に、福島県などから避難してきた人々が身を寄せる東京都内の施設をご訪問。被災者に「お体はいかがですか」などと声を掛けられました。
同年6~8月にはご夫妻で宮城、福島、岩手の被災3県をそれぞれ日帰りで訪問され、仮設住宅を見舞われました。震災発生の年以降も、たびたび復興状況を視察されるなど、熱心に被災者の励ましや支援を続けてこられました。