アナウンサーで活躍後、芸能界引退した別府彩さん芸能人のキャリアを支援する理由

仕事、趣味、恋愛は、充実した日々に1つも欠かせない要素

別府さんは、アラフィフの今が一番楽しいと笑顔で語る。

「3年ほど前からクラシック・バレエにはまっています。バレエのスタジオに行くと80代の方もいるんですよ。皆さんいきいきとしていて、私もああなりたいなって思うんです。仕事も趣味も恋愛も生きがいで、どれか1つでも欠けていたらダメ。アラフィフのこの時期ってすごく楽しいですよね。毎日が充実しています。

恋愛に関しては、お付き合いしている人はいるのですが、結婚にこだわりはないんです。ただ、人生の心残りと言ったら、子供を産まずにこの年齢まできてしまったこと。それもあって、プラン・インターナショナルで途上国の子供たちに寄付金というかたちで支援しています。

時々私が担当している子から感謝がつづられた手紙が届くことがあって、とても嬉しくなります。自分が子供を産まなくても、子供は世の中にたくさんいるのだから、これからもできることをしていきたいです」

◆タレントキャリアアドバイザー・別府彩さん

1975年5月30日生まれ。東京都出身。大学卒業後、フリーアナウンサーとして活動。31歳で写真集『彩色』（竹書房）を出版してグラビアデビューし、バラエティ番組やラジオパーソナリティーなどに活躍の場を広げた。33歳で芸能界を引退。現在は自身の転職経験を活かして、株式会社エイスリーで芸能人のパラレルキャリア、セカンドキャリアのサポートを行っている。https://twitter.com/a3_ayabeppu