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お金が貯まる夫婦と貯まらない夫婦、どこが違うのか?「生活費を一定額出しあう」「費目別で分担する」がダメな理由

お金が貯まる夫婦は話し合いができている

お金が貯まりやすい夫婦の特徴はきちんと話し合いができることです。費目別の分担や生活費折半のケースでも、それぞれどの程度の収入・支出・貯蓄があるのかを日頃から話し合えていればお金は貯まっていくでしょう。どのような分担方法でも、お互いが納得できる落としどころを見つけることが大切です。

男性の肩に手をのせる女性
お金が貯まりやすい夫婦は話し合いができている(Ph/photoAC)
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生活費折半なら家事負担割合なども考慮して落としどころを

不公平感が強いと、お互いが自分自身のためにお金を使ってしまいやすくなります。例えば、生活費を一定額出しあうケースでも、収入の差が大きかったり、家事の負担割合などに差があったりする場合、同額を出し合っていると収入が低い側や家事を多く負担している側の不満が大きくなる可能性があります。

出しあう金額は同額にする必要はなく、収入額や家事負担割合を考慮して、それぞれが納得できる金額を話し合って決めるといいでしょう。

早いうちに話し合うことが大切

お金の話し合いは、その都度、早いうちからしておくことで安心してライフイベントを迎えることができます。会社員や公務員といった第2号被保険者の老後の公的年金額は、現役時代の半分以下となり、やりくりがより重要になってきます。

電卓と家のオブジェと現金
ライフイベントを迎える前に貯蓄についての話し合いを(Ph/photoAC)
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しかし、年金をもらって初めて家計について話をする場合と、50代くらいから話し始める場合とでは老後の生活も大きく変わってきます。とは言え、遅すぎることはありませんので、退職時やお子さんが独立するタイミングなどに改めて話し合う時間をもって、お金まわりの話し合いと見直しをしましょう。

家計にはどれだけの収入、支出、貯蓄があり、老後はどれくらい年金がもらえそうなのか、50代のうちからきちんと夫婦で話をしておくことをおすすめします。

◆教えてくれたのは:節約アドバイザー・丸山晴美さん

丸山晴美さん
節約アドバイザー・丸山晴美さん
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節約アドバイザー。ファイナンシャルプランナー。22歳で節約に目覚め、1年間で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニの店長などを経て、2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物主任士(登録)、認定心理士などの様々な資格を持ち、ライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演などで行っている。https://www.maruyama-harumi.com/

構成/新藤まつり

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