2024年4月1日、日本赤十字社に入社された天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが、東京都港区にある日本赤十字社の本社に初めて出勤された。社長から辞令を受け取ったあと、報道陣の取材に応じ、抱負を述べられた。
「先ほど社長より辞令を頂き、温かいお言葉をかけて頂きまして、うれしく思うと同時に、社会人としての一歩を踏み出したのだと、身の引き締まる思いが致しました。両親には『頑張って行ってらっしゃい』という励ましの言葉と共に送り出していただきました。これから社会人としての日々が始まりますが、早く職場になじみ、皆さんのお役に立てますよう頑張って参りたいと思っております」
愛子さまの配属先は、ボランティアの育成や研修などを担当する青少年・ボランティア課で、今後は皇族としての活動と両立をしながら嘱託職員として勤務される。
愛子さまが、入社当日にお召しになっていたのは、白いシャツを合わせたフレッシャーズらしい紺色のスーツ。ノーブルな印象の紺色は、白と相性がよく、雅子さまもこれまで何度もお召しになった組み合わせだ。
黒パンプスや光沢感のある紺スーツなどの共通点
雅子さまは紺色のスーツに黒のパンプスを選ばれることが多い。清潔感がある紺色のスーツに黒のパンプスを合わせることで、落ち着いた雰囲気に。愛子さまも黒のパンプスでコーデを引き締められている。
光沢感があるスーツの生地も、雅子さまがお召しになった服との共通点を感じさせる。これまで、雅子さまは入学式や卒業式などで光沢感がある紺色のスーツを選ばれており、さりげなく華やかな雰囲気を演出されている。
雅子さまは、膝が隠れるタイト目なスカートを選ばれることが多いが、裾が広がった膝丈のスカートでフェミニンな雰囲気にされることも。今回、愛子さまもシルエットがストレートのものではなく、ふわっと広がるスカートを選ばれた。フレアスカートは愛子さまの愛らしい笑顔にお似合いなアイテムだ。
さわやかな着こなしが話題を集めた愛子さまだが、この日から約1週間前、3月26日から1泊2日の日程で初めて単身で地方(三重県)を訪問された際、手にされた水色のハンドバッグも注目された。8年前、天皇皇后両陛下(当時は皇太子)と初めて神武天皇陵を参拝されたときに手にされていたバッグと同じものではないかとSNS上などで話題に。雅子さまも25年以上同じスーツをお召しになるなど、サスティナブルファッションで知られている。
雅子さまのスタイルとさまざまな共通点がある愛子さまのファッション。雅子さまの着こなしを参考にされているのかもしれない。
愛子さまの初の入社日と同じ日に、宮内庁公式インスタグラムアカウントが開設され、1日でフォロワーが35万人を突破した。今後、愛子さまのご活躍、そしてお召しものにもますます注目が集まるだろう。
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