「基本のズルい腹筋」
基本のズルい腹筋のやり方を紹介します。
【準備する物】イスのみ。どのようなイスでも構いませんが、座ったときに股関節とひざの角度が90度になる高さがベストです。また、背もたれやひじ掛けがないものを選びましょう。
【1】両足をそろえて座り、背筋を伸ばします。鼻から息を吸ってお腹を思いっきりへこませながら、両腕を上に伸ばし、頭の上で手のひらを合わせます。お腹は目いっぱいへこませましょう。※背中から腰にかけて力が入っている感覚があればOK。
【ポイント】手のひらをあわせるのが難しい人は手を組んでもOK。両腕で頭を強く挟みます。腕は耳より少し後ろに。
【2】頬とお腹をふくらませて口から息を5秒間吐きながら、上げた両手を胸の前までゆっくり下ろします。お腹は目いっぱいふくらませましょう。※胸から脇腹にかけて力が入っている感覚があればOK。
【ポイント】頬を思いっきり、膨らませながら息を吐きます。ひじは90度に。腕は床と平行に。ひじが下がらないように注意しましょう。両手のひらをできるだけ全力で強く押し合います。
【3】【1】→【2】を計6回、行います。
腹直筋を鍛える!「ぽっこりお腹解消のズルい腹筋」
同書では、7つのズルい腹筋を紹介しています。その中の1つ腹直筋を鍛える「ぽっこりお腹解消のズルい腹筋」を紹介します。
【1】両足をそろえて座り、背筋を伸ばします。鼻から息を吸ってお腹を思いっきりへこませながら、両腕を上に伸ばし、頭の上で手のひらを合わせます。お腹は目いっぱいへこませましょう。※背中から腰にかけて力が入っている感覚があればOK。
【ポイント】両腕で頭を強く挟みます。腕は耳より少し後ろに。
【2】頬とお腹をふくらませて息を5秒間思いっきり吐きながら、上げた両手を胸の前までゆっくり下ろし、お辞儀をするように背中を丸め、右足を前に真っすぐ伸ばす。
【ポイント】伸ばした足をなるべく上に上げます。足首は90度に。
【3】【1】→【2】を、左右交互に両足3回ずつ行います。
◆教えてくれた人:星野光一さん
筋活アドバイザー。1973年、和歌山県生まれ。鍼灸師・整体師で、キャリア29年で延べ20万人以上の患者の健康をサポート。20代には腰のヘルニアで苦しむも、筋トレで完全に克服。以降、20年超ライフワークとしてさまざまな筋トレを研究し続けている。また、その知識と臨床経験を活かして、筋活アドバイザーとしてオリジナル筋トレやエクササイズ(ホシノ式シコワット(R)やズルい腹筋(R))を開発し、伝える活動中。ズルい腹筋も多くの体験者がダイエットや体力増強、体型の改善を成功。現在は行政とも連携し、市民講座、企業研修、オンラインで週2回ズルい腹筋教室を開催している。健康寿命を平均寿命まで引き上げる健康の伝道師であり、40代からマイナス20歳の体づくりを提唱するスペシャリスト。https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000190153
●《動脈硬化のリスクも》1年で24kg減量したダイエット専門家が「ダイエット成功のために理解すべき」中性脂肪を解説
●コミュニケーション力を上げるための「表情筋トレーニング」 専門家が伝授する基礎知識から”頬アップ”のトレーニング法まで