子役からキャリアを積み、大人になっても俳優として活躍しているハリウッド女優たちは多く、子役のイメージが強いあの子も、久しぶりに姿を見ると、その成長ぶりに驚かされることもある。なかでも大人になったと感じさせられる場面の一つがドライブをしている姿だ。運転は大人の特権であり、なおかつ自分が好きな車を選ぶこともできる。幼い頃から特別な環境にいた彼女たちは、どんな車を選んでいるのだろうか。“子役出身女優”たちの愛車を紹介する。
ジョディ・フォスター|大女優はアウディのセダンからSUVに乗り換え
映画『タクシードライバー』(1976年公開)で13歳のときに娼婦の少女、アイリス役を演じ、全米映画批評家協会賞と英国アカデミー賞で助演女優賞を受賞している女優のジョディ・フォスター(61歳)。その後も、アカデミー主演女優賞などを受賞した映画『羊たちの沈黙』(1991年公開)や『パニックルーム』(2002年公開)など、名作映画の主演を演じている。そんな大女優であるジョディは、ドイツの自動車メーカー、アウディのセダンから、同じアウディのSUVに乗り換えるほど、同メーカーの車を気に入っているようだ。
例えばこんなシーンがキャッチされている。2013年10月、朝食のためビバリーヒルズへ出かけたジョディが運転していたのは、4ドアのセダンタイプのアウディ。その3年後の2016年10月、お出かけした際にも、屋根に2本のルーフレールがある、5ドアのSUVタイプのアウディに乗っていた。
アウディが人気の理由の一つは、デザイン性の高さ。シンプルながら、エンブレムとナンバーを大きく囲うような大きなフロントグリルや眼光が鋭いフロントライトなど、一目でアウディだとわかるような個性的なデザインだ。また、走行性能が高く、さまざまな路面の状態や市街地走行の日常使いからスポーツ走行までをサポートする、独自開発したクワトロシステムもある。
アウディはハリウッドで活躍する女優に人気があり、イギリスの女優、ナオミ・ワッツ(55歳)、エマ・ストーン(35歳)も乗っている。ちなみに、エマ・ストーンも前述のジョディのように買い替えの際、同じブラックのアウディをチョイスしている。一度選ぶと、他の車に“乗れなくなる”ほど、アウディは魅力的な車のようだ。
キルスティン・ダンスト|女優たちに人気のアウディ、グレイのSUVでランチへ
ブラッド・ピット(60歳)&トム・クルーズ(61歳)と共演した映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994年公開)や、ロビン・ウィリアムズ(享年63)主演の名作映画『ジュマンジ』(1994年日本公開)など、子役時代から活躍してきたキルスティン・ダンスト(41歳)も、“アウディ好き”のようだ。
2015年2月、ランチへ出かけるため、キルスティンが運転していたのは、グレーのSUV。これはアウディのQシリーズ。ラインナップのQ2、Q3、Q5、Q7、Q8などの数字は車体の大きさを表している。
2021年6月に、2026年以降の新型車はEV(電気自動車)のみにすることを発表しているアウディは、かつてQ4を除く、5車種だったが現在は電気自動車の「e-tron」がある。ちなみに、日本で販売されているQシリーズの電気自動車は、2022年10月に日本で発売されたアウディ初のコンパクトSUVタイプの電気自動車「Q4 e-tron」、翌年の2023年3月に日本導入を発表された「Q8 e-torn」。
ハリウッド女優に人気のアウディ。近い未来、アウディの電気自動車を選ぶ女優はもっと増えていくかもしれない。