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《6月にイギリスへ公式訪問》皇室と英王室の深い“絆” 天皇陛下「雅子とともにイギリスの地を再び」特別な時間を過ごされた留学時代、エリザベス女王の国葬に異例の参列

がん治療中のチャールズ国王 陛下とは40年以上の付き合い

2024年2月にがんと診断されたことを発表したチャールズ国王が、同年4月に公務に復帰することが発表された。天皇陛下とチャールズ国王は40年以上の交流を続けており、その仲の良さは、会見でのお言葉からも垣間見える。

1993年の誕生日の会見で、チャールズ国王の名前を出し、ユーモアなコメントをされている。

「昨年の誕生日会見では、チャールズ皇太子殿下と晩婚の金メダルを争うかもしれないと言われましたけれども<中略>独身生活もあとわずかですが、今どのような感慨をお持ちですか」と記者から問われ、こう答えられた。

「確かに、今おっしゃったように独身時代の長さという点に関していえば、チャールズ皇太子殿下を上回って、言って見れば金メダルに輝くということになったわけですけれども、今、思い返してみても私自身として非常に充実して、そして楽しく、そして有意義な独身生活を送ることができたというふうに思っております」

婚約会見を終えて笑顔でお話される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま
結婚前に「チャールズ皇太子殿下と晩婚の金メダルを争うかもしれない」とユーモアなお言葉を述べられた天皇陛下(1993年1月19日、Ph/JMPA)
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チャールズ国王は過去に5回、来日しており、1986年には、ダイアナ妃(当時)と共に来日し、天皇陛下(当時は浩宮さま)が出迎えられ、京都の修学院離宮を案内された。

天皇陛下自ら案内された(1986年5月9日、Ph/GettyImages)
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また、チャールズ国王(当時は皇太子)は、2019年10月22日に行われた「即位礼正殿の儀」にも参列している。

今年の3月にウィリアム皇太子の妻、キャサリン皇太子妃もがんであることを公表している。大変な時期だからこそ、親交が深いイギリスへ訪問され、女王から温かい対応を受けたように、おふたりも励ましのお気持ちを示されるだろう。

がんであることを公表したキャサリン皇太子妃(Ph/ウィリアム皇太子夫妻公式YouTubeチャンネル)
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