エンタメ

シャーロット王女が9歳に! キャサリン皇太子妃とのファッションの“共通点”、エレガントなコートは襟でメリハリを リボンでフェミニンに

シャーロット王女とキャサリン皇太子妃 ファッションの“共通点”とは?(Ph/GettyImages)
写真30枚

イギリスのキャサリン皇太子妃が3月にがんであることを公表したが、療養中の大変ななか、今年も4月25日にルイ王子の、5月2日にシャーロット王女の写真がインスタグラムで公開された。そこで、9歳になったシャーロット王女と “おしゃれ番長”であるキャサリン皇太子妃のファッションの“共通点”を母娘のスタイルから振り返る。

9歳になったシャーロット王女(ウィリアム皇太子夫妻公式インスタグラムより)
写真30枚

シンプルなドレスやパンツスタイルにリボンをプラスしてフェミニンさを演出

シャーロット王女は愛らしい“リボンファッション”をたびたび披露している。2023年5月、戴冠式を祝うコンサートで首元に黒いリボンがついたオフホワイトのドレスを、同年6月のトゥルーピングザカラーでは、赤いリボンが特徴的な白いドレスを着ていた。子供らしさ満点なリボンは、シンプルなワンピースのアクセントになり大人でも使えるデザインだ。

リボンはシンプルなワンピースのアクセントになる(2023年5月7日、Ph/GettyImages)
写真30枚
赤いリボンが特徴的(2023年6月17日、Ph/GettyImages)
写真30枚

キャサリン皇太子妃のリボンの取り入れ方はさすがだ。2021年4月に行われたフィリップ殿下の葬儀での黒いドレスや2023年11月、韓国大統領夫妻の歓迎行事で着た赤いドレスには、胸元に大きなリボンがついていた。情熱的な赤やフォーマルな黒でも、リボンがあることで可愛らしい印象を与えている。

胸元に大きなリボンがついたドレス(2021年4月17日、Ph/GettyImages)
写真30枚
手袋もバッグも全て黒で統一(2021年4月17日、Ph/GettyImages)
写真30枚
鮮やかなレッドカラーケープコート。胸元には大きなリボンが(2023年11月21日、Ph/GettyImages)
写真30枚
キャサリン皇太子妃の美脚が話題に(2023年11月21日、Ph/GettyImages)
写真30枚

キャサリン皇太子妃は、公務の際にパンツスーツを着用することが多く、ハンサムなスタイルの際にリボンでフェミニンさをプラスしている。2019年3月、ロンドンの「ヘンリー・フォーセット・チルドレンズ・センター」を訪問した際は、パープルのブラウスにワイドパンツというスタイル。2022年10月、北アイルランドを訪問した際にもブルーのシャツにワイドパンツを合わせた。どちらもボウタイをリボンにすることで、“甘辛バランス”が絶妙な着こなしに。

光沢感のあるボウタイブラウスで首元にリボンを(2019年3月12日、Ph/AFLO)
写真30枚
北アイルランドを訪問した際にリボン付きのブルーのシャツを着ていた(2022年10月6日、Ph/GettyImages)
写真30枚

お腹にラインがあるデザインでくびれを強調するウエストマークを

先に紹介したシャーロット王女のリボンつきドレスは、お腹の位置を強調するウエストマークのデザイン。ベルトなどを使ってスタイルアップするウエストマークはキャサリン皇太子妃も頻繁に使っている手法だ。

ウエスト位置がわかる赤いライン(2023年6月17日、Ph/GettyImages)
写真30枚

2019年9月5日、ジョージ王子が通う学校へ、子供たちと手をつなぎながら登校したキャサリン皇太子妃は、「マイケル・コース」の花柄のワンピースに、黒のベルトを合わせていた。ウエストマークをすることで、くびれを強調したり、高めの位置にマークすれば足が長く見える効果が期待できる。

フローラルのワンピースで子供たちの学校へ(2019年9月5日、Ph/GettyImages)
写真30枚

ダブルボタンで縦ラインを強調

コートの着こなしも母娘で一致している。ダブルボタンのコートはシャーロット王女の定番アイテム。2023年12月に開催されたクリスマスコンサートでは赤いダブルボタンのコートを、2022年6月の「プラチナ・ジュビリー」最終日でも白いダブルボタンのコートドレスを着ていた。

定番のダブルボタンのコート(ウィリアム皇太子夫妻公式インスタグラムより)
写真30枚
クリスマスコンサートに出席したウィリアム皇太子一家(2023年12月8日、Ph/GettyImages)
写真30枚
「プラチナ・ジュビリー」最終日 バッキンガム宮殿のバルコニーに姿を現したロイヤルファミリー(2022年6月5日、Ph/GettyImages)
写真30枚

ダブルボタンは縦のラインを強調し、華奢見え効果があるためか、キャサリン皇太子妃もよく選んでいる。2022年2月にデンマークを訪問した際や、2017年、2018年、2019年のクリスマス礼拝でも、3年連続でダブルボタンのコートを着ていた。

キャサリン皇太子妃もダブルボタンのコートをよく選んでいる(2022年02月23日、Ph/GettyImages)
写真30枚
ダブルボタンのコートでスマートな着こなしに(2022年02月23日、Ph/GettyImages)
写真30枚
「ミュウミュウ」のコートでクリスマス礼拝に出席(2017年12月25日、Ph/GettyImages)
写真30枚
ダブルボタンがついた赤いコート(2018年12月25日、Ph/GettyImages)
写真30枚
母娘揃ってダブルボタンのコート キャサリン皇太子妃のコートは「キャサリン・ウォーカー」のもの(2019年12月25日、Ph/AFLO)
写真30枚
南ウェールズを訪問した際もダブルボタンのロングコートをセレクト(2020年2月4日、Ph/AFLO)
写真30枚

コートはジャストフィットな一着を

冬場によく登場するキャサリン皇太子妃のアイテムといえば、エレガントなコートやコートドレスだが、シャーロット王女もキャサリン皇太子妃と似たキレイめなコートを着用している。

2023年12月25日のクリスマス礼拝に出席した際、「アレキサンダー・マックイーン」のブルーのコートを着たキャサリン皇太子妃と手をつないだシャーロット王女は、グリーンのコートをセレクト。オーバーサイズのようなボリューム感のあるものではなく、ジャストフィットな一着を選ぶことでスマートな印象に。

親子でエレガントなコートをチョイス(2023年12月25日、Ph/GettyImages)
写真30枚
キャサリン皇太子妃も好きなダブルボタンのコート(2023年12月25日、Ph/GettyImages)
写真30枚

ワンカラーのコートは素材の違う襟でメリハリを

コーディネートにメリハリをつけるところにも共通点を感じさせる。シャーロット王女は、一色のコートでも、襟が別の素材の生地になっているものにすることでメリハリをつけている。キャサリン皇太子妃も、ワントーンコーデの際には、首元を出して肌を見せるか、素材の違うアイテムを選ぶなどしている。

印象的な襟でメリハリを出している(2023年12月25日、Ph/GettyImages)
写真30枚
2022年9月19日に行われたエリザベス女王の国葬(2022年9月19日、Ph/GettyImages)
写真30枚
違う素材の襟とボタンが使われたブラックのコート(2022年9月19日、Ph/GettyImages)
写真30枚

キャサリン皇太子妃のそんなスタイルは、2023年4月のイースター礼拝と、同年7月にスコットランドでのチャールズ国王の戴冠式などでも見られた。ロイヤルブルーの「キャサリン・ウォーカー」のコートドレスはお気に入りの一着で、襟がベルベットになっているのが特徴的なデザインだ。

襟がベルベットになっているコートドレス(2023年7月5日、Ph/GettyImages)
写真30枚
ブルーのコートドレスはキャサリン皇太子妃のお気に入り(2023年4月9日、Ph/GettyImages)
写真30枚
帽子とバッグを同じ色に合わせたコーデ(2023年4月9日、Ph/GettyImages)
写真30枚
全てブルーのワンカラーコーデを披露(2023年7月5日、Ph/GettyImages)
写真30枚

子供たちのファッションにも手を抜かないキャサリン皇太子妃。子供でも取り入れやすく、誰でも真似ができるという点が“おしゃれ番長”といわれる所以なのかもしれない。

●ルイ王子6歳に!家族写真で振り返るキャサリン皇太子妃のファッション 計算されたリンクコーデやパンツの種類に合わせた着やせコーデも

●キャサリン皇太子妃、がん告白に集まる応援と称賛の声 メッセージで見せた母としての「強さ」と未来の王妃としての矜持