スキンケア

骨格補正メイク専門家が教える“キレイ”のコツ「大人女性はメイクの“現在地”を確認するのが必須」

美容はポジティブに生きていくための武器

女性にとって、美容やメイクは癒やしだと池田さんは話します。

「ちょっときれいになったんじゃない?って思うことができると、自己肯定感が上がりますよね。こうしてモチベーションも上がるし、まわりからの扱いも変わったと感じることで、毎日を前向きに過ごせると思います」

きれいになった自分が自信につながる

「私のレッスンに通う生徒さんたちの中には、最初は『垢抜けていない自分に自信がなくて…』と言う人も多いです。写真を撮るときに『笑ってください』と言っても、一文字口で『これ以上口角が上がりません』と困っていた人もいました。

でも、『私なんて』と言っていた人も、メイクのレッスンを重ねるにつれて表情も豊かになって、『きれいになって思うんですけど』『きれいになって、もっと欲が出てきました』なんて、きれいな自分を当たり前として話せるほどに変わるんです。そんな言葉を聞くたびに、『これぞ講師冥利に尽きる』と心の中でガッツポーズをしています(笑い)」

鏡の前に座る女性
池田さんは1000人以上の女性に美を伝授してきた
写真6枚

外見が変わればコミュニケーションも改善する

外見の印象を整えるというのはコミュニケーションを改善する手段の一つだと、池田さんは提案します。

「自分からグイグイ話しかけなくても、黙ってそこにいるだけで話しかけてもらえるような外見になるというのは、ポジティブでいられる理由になるんじゃないかなと思います。

外見を整えることで、気持ちも明るくなりますし、夫婦仲がよくなったというお話も聞きます。さきほどの口角が上がらなかった生徒さんは、自然な笑顔ができるようになって、表情の筋肉の使い方さえ変わっていました。

だから、今さらと思わずきれいな自分を目指すことは無駄なことではないです。自身の変化によって、周りから大事にされて、気持ちがオープンになることにもつながるんじゃないかなと思います。きれいになることで自信を持って新たな何かに挑戦したい、そう思ってくれたらうれしいな、と思います」

◆教えてくれたのは:骨格補正メイク専門家・池田曜央子さん

本をもつ女性
骨格補正メイク専門家の池田曜央子さん
写真6枚

青山学院大学経済学部卒業。建築士として活動後、美容・ファッションを学び、メイク講師の道へ。好印象な美人に近づける“骨格補正メイク”を考案し、1000名を超える女性を劇的に変身させる。一般社団法人日本骨格バランス協会代表理事を務めるほか、池田曜央子メイクアップアカデミーを開講。著書に『骨格補正メイク「顔の比率」を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社)。https://ameblo.jp/nyankosan0916/

撮影/黒石あみ 取材・文/イワイユウ

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