季節を問わず使えて長期保存でき、生にも負けない味わいの便利なトマト缶。洋風はもちろん、中華風やエスニック料理に使っても絶品の仕上がりに。美肌・老化防止などの効果があるリコピンが生より豊富なことも見逃せません! そこで、料理研究家の橋本加名子さんから教えてもらった、トマト缶の中華風&エスニックのアレンジレシピを紹介。※材料は特記のあるもの以外2人分です。トマト缶は1缶400gとしています。電子レンジは、600Wを使用しています。
中華&エスニックアレンジ
さわやかな酸味と甘みが 料理の個性を引き立てる。
「たっぷりトマトのえびチリ風」レシピ
濃厚さとジューシーさが魅力。
《作り方》
【1】むきえび10尾に片栗粉大さじ1をまぶしておく。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、えびの両面を焼いて一度取り出す。
【2】【1】のフライパンにサラダ油大さじ1を足し、にんにくとしょうがのみじん切り各1片分を入れて中火にかけ、香りが立ったらトマト缶(ダイス)大さじ5、酒大さじ1、しょうゆ・鶏がらスープの素(粉末)各小さじ1を加えてひと混ぜする。【1】のえびを戻し入れてからめる。
「トマポテトの春巻き」のレシピ
サクサク&ホクホクのダブル食感。
《作り方》
【1】じゃがいも1個は皮をむく。水にさらして耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジで約2分加熱する。粗熱がとれたら棒状に切る。
【2】春巻きの皮4枚を用意し、1枚ずつ広げる。1枚にじゃがいも1/4量、トマト缶(ピューレ)大さじ1、塩少量、ピザ用チーズ大さじ1を順にのせ、水溶き小麦粉でとめる。同様に3本作る。
【2】フライパンに油を多めに熱し、【2】を色よく焼く。
「トマチー・タッカルビ」のレシピ
とろ~りチーズと抜群の相性!トマトソースとチーズをたっぷりからませて!
《作り方》
【1】鶏もも肉1枚はひと口大に切る。玉ねぎ1/2個は薄切り、キャベツ5枚はひと口大にちぎる。
【2】ポリ袋にコチュジャン・酒各大さじ2、砂糖・しょうゆ各大さじ1、にんにく・しょうがのすりおろし各1片分、一味唐辛子適量を入れ、鶏肉を加えてもみ、しばらく置く。
【3】ホットプレートにごま油大さじ1を熱し、玉ねぎ、キャベツ、【2】、トマト缶(ダイス)大さじ4の順にのせる。
【4】混ぜ合わせながら鶏肉に火が通るまで炒めたら、具材を両端に寄せて真ん中を空け、ピザ用チーズ適量をのせて溶けるまで加熱する。
「トマト酢鶏」のレシピ
市販の唐揚げで即でき極旨中華に!
《作り方》
【1】冷凍唐揚げ8個は袋の表示どおりに電子レンジで加熱する。玉ねぎ1/4個、ピーマン2個は2cmの角切りにする。
【2】フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしてきたら、ピーマンと唐揚げ、トマト缶(ホール)1/2缶を加えてさっと炒める。
【3】【2】にしょうゆ・砂糖・酒・酢各大さじ1を加えてからめる。
「トマトのカオマンガイ」のレシピ
トマトをきかせたソースが決め手。
《作り方》
【1】米1合は洗い、鶏もも肉1枚の皮目に数か所、フォークで穴をあける。
【2】炊飯器に米と1合の目盛りまでの水を入れ、しょうがの薄切り3枚、塩・こしょう各少量を加えて混ぜ、鶏肉を上にのせて通常どおり炊飯する。
【3】しょうがのすりおろし大さじ1、にんにくのすりおろし1片分、トマト缶(ダイス)大さじ3、砂糖・しょうゆ各大さじ1をよく混ぜ合わせてソースを作る。
【4】【2】が炊けたら、鶏肉を取り出して食べやすい大きさに切って器に盛り付け、【3】のソースを適量かける。きゅうりの薄切りを適量添える。