心待ちにしていた新米の季節が到来。 米価格高騰も言われるなか、大事なお米を一粒残らず味わうために、食通おすすめのお茶漬けで、新米をよりおいしく味わいたい。お茶碗一杯で幸せになるお茶漬けの世界に注目。グルメな芸能人3人におすすめのお茶漬けを紹介してもらった。
※すべて材料は1人分(目安)。お茶漬けの具材やお茶、だしの分量は好みで調整してください。
黒谷友香さん 緑茶とあご入りだしのブレンドでさらっといただく美味茶漬け
女優・黒谷友香さんが紹介するのは、「鮭とわさび漬け茶漬け」だ。
「知人からわさび漬けをお茶漬けに入れるとおいしいと聞き、試してみたらさっぱり辛みが効いてとってもおいしくて、鮭や梅などと合わせて楽しんでいます。
ポイントは、茅乃舎の焼きあご入りのだしと緑茶を8対2くらいの割合でブレンドすること。ここに、奈良漬けを刻んで入れるのも好みです。のりふりかけ(徳島産)をたっぷり入れたお茶漬けもおいしいですよ」(黒谷さん)
《作り方》
【1】器にご飯1杯分を盛り、鮭フレーク大さじ2、わさび漬け小さじ2をのせる。
【2】表示通りに煮出しただしと緑茶を8対2の割合で適量注ぎ、三つ葉適量を添える。好みで刻んだ奈良漬け適量を添える。
黒川さんのイチオシのだしは、「茅乃舎だし」(8g×5袋入り453円/久原本家)で、お気に入りの新米は「つや姫」とのこと。
◆女優・黒谷友香さん
大阪府生まれ。19才から女優活動を開始。20代から房総半島と東京との二拠点生活を続けている。ABCラジオ『土曜日やんなぁ?』でラジオパーソナリティを務める。
彦摩呂さん ほどよく脂がのった鯛の旨みを、新米&ピリ辛ゆずこしょうで
タレントの彦摩呂さんが紹介するのは、「ゆずこしょう風味の鯛茶漬け」。
「幼い頃はガスのお釜でご飯を炊いていたので、保温できず、残った冷やご飯でお茶漬けをよく食べていました。今は炊きたてでお茶漬けを食べますが、おいしさ倍増! お気に入りはゆずこしょう香る鯛茶漬け。まずはご飯と刺身で食べ、漬けだれを好みでかけたら、熱々の白だしをゆずこしょう目がけて注ぐ。絶品です」(彦摩呂さん)
《作り方》
【1】しょうゆ大さじ2にゆずこしょう小さじ1/2を溶き、鯛の刺身6切れを漬け込み、冷蔵庫に30分置く。
【2】器にご飯1杯分を盛り、【1】を放射状に盛り付け、中央にゆずこしょう適量をのせる。
【3】表示通りに希釈した熱々のだしを注ぐ。好みで鯛の漬けだれを添える。
彦摩呂さんのイチオシだしは、「おすすめ割烹白だし」(500ml・333円/ヤマキ)で、お気に入りの新米は「新潟佐渡産コシヒカリ」だそう。
◆タレント・彦摩呂さん
大阪府出身。日本を代表するグルメリポーターとして活躍。旅番組や情報番組の食レポでは、数多くの名言を作り出す。YouTubeチャンネル「彦飯-HIKOMESHI-」を配信中。
山崎怜奈さん 焼きおにぎり&お気に入りだしで!包丁いらずの簡単お茶漬け
タレントの山崎怜奈さんは、「焼きおにぎりと梅、おぼろ昆布茶漬け」を紹介する。
「緊張やストレスが胃腸にきやすいタイプなので、夏バテしたとき、疲れたときに、胃にやさしいお茶漬けが食べたくなります。冷凍品を常備するほど焼きおにぎりが好きで、お茶漬けにしたらとてもおいしくて。だしは京都離宮などお気に入りのだしパックを常備。その日の気分でだし茶漬けを楽しんでいます」(山崎さん)
《作り方》
【1】器に解凍した市販の焼きおにぎり1個を入れ、梅干し1個、おぼろ昆布ひとつまみをのせる。
【2】表示通りに煮出しただしを注ぐ。
山崎さんのイチオシのだしは「離宮のおだし だしパック あご・京さわら(小)」(各637円/京都離宮)で、お気に入りの新米は「あきたこまち」とのこと。
◆タレント・山崎怜奈さん
2022年乃木坂46を卒業。TOKYO FMの生放送ワイド昼帯番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』でラジオパーソナリティを務める。著書に『歴史のじかん』(幻冬舎)。
※商品価格は編集部調べ。
撮影/菅井淳子、黒石あみ 調理・スタイリング/岡本ゆかこ 取材・文/近藤鈴佳
※女性セブン2024年9月26日・10月3日号