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《よかったら漢方を》百恵さんから届いた「優しさを綴った手紙」でアイドル歌手の「たくさんのニキビ」が完治

「筆まめ」として知られる百恵さん(2024年1月)
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丁寧にしたためた文字には、その人の人となりが如実に表れる。かつて一世を風靡し、三浦友和(72才)との結婚を機に芸能界を引退した山口百恵さん(65才)の丁寧で思いやりあふれる人柄を、一世代後輩にあたる歌手・荻野目洋子(55才)が明かした。

関係者伝いに手紙「私にもそういう時が」

11月21日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)にゲスト出演した荻野目は、デビュー間もない1980年代後半、当時既に芸能界を引退していた百恵さんから手紙をもらった際のエピソードを披露した。

当時、荻野目はまだ10代後半。アイドル歌手としてドラマやコンサートといった仕事に追われ、睡眠不足のあまり顔にたくさんのニキビができてしまい、思い悩んでいた。その様子をテレビ画面越しに見た百恵さんは、わざわざ関係者伝いに手紙を送ってくれたという。

「私にもそういう時がありました。よかったらこの漢方をお使いになってみてはいかがですか」

手紙にはそう綴られていた。一緒に送られてきた漢方の効能と、百恵さんの優しさに癒されて、ニキビは無事治ったそうだ。

犬を連れ、夫・三浦友和と仲良く歩く姿が目撃されている(2024年1月)
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桜田淳子や森昌子とは手紙のやり取りを続ける

荻野目に限らず、百恵さんの「優しさを綴った手紙」に救われた人は少なくない。百恵さんとともに「花の中三トリオ」と呼ばれた桜田淳子(66才)や森昌子(66才)とは、互いが50才の節目を過ぎても、手紙のやりとりを続けていた。

《私が更年期障害になって一番辛かった時期、百恵ちゃんから毎日のようにお手紙や電話、メールがありました。“大丈夫? みんな、この年になれば同じよ。1人じゃないから、何かあったら連絡を頂戴”というお手紙で、今更ながら、友達っていいなあって思いましたね》

森は2013年、「週刊新潮」のインタビューにそう語っていた。百恵さんが芸能界を引退してから四半世紀以上も会っていないにもかかわらず、手紙を通して励まし合い、密な交流が続いているという。

その姿勢は、芸能界の大御所相手にも変わらなかった。

「黒柳徹子さん(91才)が番組内で百恵さんの話題を出すと、いつも本人から感謝の言葉が並んだ礼状が届くそうです」(芸能関係者)

近年、年賀状のやりとりを卒業する「年賀状じまい」が話題だ。だが百恵さんは年始の挨拶も重要視していて、近所の友人からお世話になった仕事相手まで、綺麗なきっちりした字で書く、シンプルな年賀状を送っていたという。