料理・レシピ

名店が教えるレシピも!鶏・ステーキ・豚のすき焼きバリエーションレシピ 具材、味つけでご当地感もプラス

「牛鍋風みそすき焼き」のレシピ

濃厚なみそだれが厚切り肉に絡む文明開化の味。

みそだれすき焼き
厚切り肉をみそだれで食べる伝統的なすき焼き
写真13枚

《材料》(2人分)

牛サーロイン肉(ステーキ用)…500g 長ねぎ…1本 しらたき…1袋 焼き豆腐…1丁 春菊…1/2束 白菜…1/8株 卵…2個

【割りした】
しょうゆ・みりん・水…各1/2カップ 砂糖…大さじ1

【みそだれ】
みそ…大さじ5 みりん…大さじ3 砂糖…大さじ1

《作り方》

【1】牛肉は1cm厚さの角切りにする。野菜、豆腐、しらたきは食べやすい大きさに切る。

【2】浅めの鉄鍋に中心を除いて肉を円状に並べ、よく混ぜ合わせたみそだれを中心にのせる。肉をみそに絡めながら焼き、火が通ってきたら他の具材を加える。焦げそうになったら、適宜割りしたを加え、溶き卵をつけて食べる。

みそだれすき焼き
ご飯にも合う!
写真13枚

みそが焦げやすいので肉を返しながら焼き、煮詰まったら割りしたを加える。ステーキ肉は火を通しすぎず、肉の旨みを堪能して!

《Point》みそは甘めに

明治時代に使われていた、江戸前の赤みその甘みを、みりんと砂糖で再現。

みそだれ
江戸前の赤みその甘みを再現
写真13枚

《Point》肉は厚切り

ステーキ用の肉を厚さ1cm、3cm角程度にカットして、ぜいたくに使用。

鍋に入った肉
肉は1cm、3cm角程度のぜいたくな厚さに
写真13枚

《ご当地トリビア》

現在も横浜『太田なわのれん』で味わえる、すき焼きの元祖ともいわれるみそ仕立ての牛鍋。鍋に四角い厚切り肉を並べてみそをのせ、往時はくさみ消しにしたというねぎと煮る。

「豚すき焼き」のレシピ

牛肉よりあっさりやさしい味わい。

豚すき焼き
あっさりした味わいの豚すき焼き
写真13枚

《材料》(2人分)

豚肩ロース肉(しゃぶしゃぶ用)…300g じゃがいも・玉ねぎ…各1個 にんじん…1/2本 白菜…1/8株 春菊…1/2束 焼き豆腐…1丁 卵…2個

【割りした】
しょうゆ・みりん・水…各1/2カップ 砂糖…大さじ1

《作り方》

【1】じゃがいもは皮つきのまま薄切りに、玉ねぎは1cm幅の半月切りにする。にんじんはピーラーで薄切りに、白菜、春菊、焼き豆腐は食べやすい大きさに切る。

【2】鉄鍋に【1】と豚肉を並べ、割りしたの材料を混ぜ合わせて注ぎ、食材に火が通るまで煮る。溶き卵をつけて食べる。

《Point》根菜をたっぷり入れてご当地感アップ

鍋の具材
薄切りにしたじゃがいもも!
写真13枚

薄切りにしたじゃがいもは食感がよく、割りしたとの相性も◎。

《ご当地トリビア》

豚肉消費量が多い北海道でよく食べられている、豚すき焼き。特産品の玉ねぎを加えるのが定番だが、同じく特産品のじゃがいもなどの根菜類もよく合う。

撮影/玉井幹郎、市瀬真以 スタイリング/三谷亜利咲 料理/新田亜素美 取材・文/勅使河原桜

※女性セブン2025年1月2・9日号

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