昨年は就職され、初めての単独地方公務をこなされるなど、精力的に公務に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。2025年はさらなるご活躍が期待される。そこで、2025年にチェックしたい愛子さまのファッションポイントをこれまでのファッションからピックアップする。
ピンク、丸襟、フレアスカート…甘めのデザインがトレードマーク
2024年4月、愛子さまが初めて、天皇皇后両陛下が主催する「春の園遊会」に出席された。愛子さまらしいピンクのワンカラーコーデだった。
フレアスカートにショートジャケットのピンクのセットアップをお召しに。帽子もピンクでそろえられ、パールアクセサリーも相まって、ロイヤルムード満点の春らしい可憐なコーディネートだった。
2024年10月、「国民スポーツ大会」観戦のため、佐賀県を訪問された愛子さま。佐賀空港に出迎えた山口祥義知事らにお言葉を述べられ、初めてのお一人での地方公務をスタート。
このとき、愛子さまがお召しだったのは、ジャケットの襟と前立てに太めの白いパイピングでアクセントをつけた淡いピンクのスーツ。雅子さまもこういったパイピングデザインのスーツをお召しになることもあり、似た雰囲気が感じられた。丸襟デザインやフレアスカートなど、愛子さまらしい要素も盛り込まれたコーディネートだった。
成年になられ甘さの引き算、大人っぽいアイテムもプラスされるように
2024年5月、天皇皇后両陛下と愛子さまは、ご静養のため、栃木県塩谷郡高根沢町にある御料牧場をご訪問。愛子さまは、鮮やかなペールブルーのワイドパンツが主役のリラックスコーデだった。
愛子さまはドレープがポイントのフェミニンなデザインの白のカットソーに鮮やかなペールブルーのワイドパンツ姿。トップスの甘さを中和するようにパンツを合わせた甘辛コーデ。また、細めの白のベルトが大人っぽい印象をアップ、きちんと感も添えられていた。
同日、愛子さまは白のカーディガンにオフホワイトのワイドパンツというコーデに着替えられ、牧場内をご散策。インナーはチェックのカットソーで、ゆったりした印象のリラックスムード漂うファッションに。
チェック柄のトップスがガーリーなテイストなのに対し、リラクシーなワイドパンツとフラットシューズで甘辛バランスが絶妙なカジュアルテイスト。ウエストには細ベルトをつけて、リラクシーな雰囲気の中にもさりげなくきちんと感をプラスしたメリハリ感のあるコーディネートだった。
母と娘の絆を感じさせるファッション
2024年5月、初めての単独でのご公務で、皇居の近くにある国立公文書館をご訪問した愛子さま。その手に持たれていたのは…。
手にはこぶりなベージュがかった白のバッグ、足元も白のパンプス、アクセサリーも白のパールを合わせられ、完璧なワンカラーコーデだった。このときのバッグと同じものを、雅子さまが22年前の公務の際にお持ちだった。バッグから、母と娘の絆が感じられるコーディネートだった。
2024年9月、天皇皇后両陛下と愛子さまはご家族そろって、東京都千代田区の東京ステーションギャラリーをご訪問。芸術家ジャン=ミッシェル・フォロンの作品展を鑑賞された。
愛子さまはクリームイエローのワンピースをセレクト。袖部分が透け感のあるデザインになっていて、涼しげな雰囲気。フェミニンなシルエットながら、ベルトでウエストマークされたデザインで大人っぽい佇まいだった。雅子さまからお借りしたのか、初単独ご公務から何度も選ばれているバッグ。お気に入りということがわかる。
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