自宅のように寛げる客室。電子お香やスタイリッシュなスピーカー、美顔器など、ちょっと気になる備品の数々もうれしい
ミシュランキーに選出された「箱根・強羅 佳ら久」。絶景・芸術・美食・温泉を堪能する極上ステイ
岡田美術館。6月1日まで「御舟と一村、珠玉の日本画 ―明治から現代までの巨匠とその名作―」を開催中
陶磁器のコレクションがずらり。ゆったりと見学できる(岡田美術館)
「色絵唐花文皿」鍋島藩窯 江戸時代 17世紀後半~18世紀前半 岡田美術館蔵
福井江太郎「風・刻」平成25年(2013) 岡田美術館蔵。縦12m、横30mの大きさは圧巻!
「風・刻」は、外の足湯につかりながら窓ガラスに映る雲の動きと作品を重ね俯瞰で鑑賞するのもいい
開化亭(岡田美術館)は昭和初期の建物。赴きある佇まいで庭園は散策できる
開化亭では、ランチにはうどん(写真は冷やしぶっかけうどん1300円)、午後2時からは喫茶が頂ける
フロントロビー。箱根の芦ノ湖から早川へと続く水の流れを表現したレンガのアートワーク、季節の生け花が美しい
筆者が館内で一番気に入った水のテラス。空を映す水鏡が美しい。夜のライトアップも必見
建物をつなぐ通路は、箱根の地層をイメージ
客室の外には箱根の山々がそびえ非日常感たっぷり
客室のバルコニーには絶景を望む温泉露天風呂が。夜は月を眺め、朝は鳥の声をききながら。泉質はナトリウム−塩化物温泉
館内着は写真の浴衣の他、作務衣、女性向けには色浴衣も用意。室内用にバスローブやパジャマもあり、気分に応じて選べる
箱根の絶景を望む~展望露天風呂 蒼海
展望露天風呂 明星。大浴場のほか貸切露天風呂(有料)もある
料理の説明は岡田美術館の学芸員が監修。料理と器のコラボ、作品の見どころなど、その魅力を伝えるべく、シェフも美術館でレクチャーを受けたそう
先に金色のお盆が配され、2品が登場して「風・刻」の作品となる演出もいい
伊勢海老のビスク。目と舌で楽しめ心が浮き立つ
金目鯛の鉄板焼き。風の流れを感じるモノクロの器に料理が映える
特注の東海道をイメージした有田焼のお皿で提供された相州牛サーロイン。焼き加減は「シェフにお任せ」すると、レアに限りなく近いミディアムレアという絶妙な塩梅で提供された
目の前で炎を上げて調理するダイナミックなプレゼンテーションにも注目
朝食はメインダイニング「六つ喜」で和食を
ラウンジ間(AWAI)~時間帯により軽食やドリンクを楽しめアルコールの種類も豊富
大切な人と落ち着いた雰囲気の中、のんびりと寛ぐのにぴったり
箱根・強羅 佳ら久の最寄り「強羅駅」からポーラ美術館までは無料の送迎バスが運行
ポーラ美術館
川人綾 印象派の作品はもちろん、現代アートに至るまで「色」をテーマに多様なアートが楽しめる~ポーラ美術館
niŭ<<しあわせな犬>>~ポーラ美術館
森の遊歩道~ポーラ美術館。自然の中にアート作品が点在しコラボが楽しめる。春は、芽吹きや開花など、刻一刻とかわる自然の営みを感じられる
レストラン アレイ(ポーラ美術館)。人気なのでホームページから席の事前予約をしておくのがおすすめ
冬のワンプレートランチ(2700円)。ワンドリンク付きで本格的な料理を少しずつ頂ける。盛り付けも美しい
旅行ジャーナリスト・村田和子さん