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《私が先生に謝ることではない》寺島しのぶ「息子の学校への苦言」にSNSが過剰反応、過去には市井紗耶香、奥山佳恵も餌食に

SNSでの発言で物議を醸した寺島
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俳優の寺島しのぶ(52歳)が3月17日、自身のThreads(スレッズ)で、長男で歌舞伎俳優の尾上眞秀くん(12歳)が通う学校とのやり取りを伝え、その言動に対しSNS上で議論が巻き起こっている。

「私もわかりかねます!」

眞秀くんをお受験の“最難関校”と言われる都内の超名門有名私立小学校に通わせている寺島。その学校側への苦言を投稿し、波紋を呼んでいる。

寺島はまず「小学生の頃の私。提出物は親に見せない。忘れ物はよくする。ロッカーも雪崩だった」と自身の過去にふれつつ、「でも今は期日前にはドキドキするし、めちゃくちゃ汚い部屋が嫌いになった。自分に何が起きたんだろう。眞秀も同じ。ガミガミ言ってもききゃあしないし、私も同じだったからなぁと思ってしまう」と吐露。

そして、「眞秀くんの提出物が出てません このままだと成績がつきません」と、学校から電話で連絡があったと言い、これに対して「えーっ!授業も何日か前に終わりあと何日か後に卒業式を迎える今、親の私に電話をいただいても何もすることができないので。本人に確認しますが私はわかりかねます」と返答したという。学校側からは「私もわかりかねます!」と電話を切られたと打ち明け、「どうするのが正解だったのだろう」「私が謝っても成績がつくわけじゃないじゃないですか」と戸惑いの気持ちを投稿した。

寺島のコメントに対してフォロワーから「母親に謝罪をさせたかったのでは?」という意見が出ると、「私が謝っても成績がつくわけじゃないじゃないですか。本人が提出物しなければとんでもないことになるって自覚しない限り私がガミガミ言っても無理なんですよね」と返答。

続けて、「勿論人に害を与えてしまったりしたら、そこは出ていきます。提出物は本人が自覚しなければダメです。そんなことしてたらどうなるかは息子には言い聞かせますが、私が先生に謝ることではないと思うんです」と、自身の思いを綴った。

寺島の一連の言動に、SNSでは「先生が電話してる事に感謝しなきゃ。そして、子どもの代わりに謝らないと」「遠まわしな教師批判」「子どもの間違いにはきちんと頭を下げるのが親としての常識なのに、残念」などの指摘とともに、「学校で起こっているネガティブなことを公に言うのはマズイ」という“そもそもSNSに書くべきではなかった”という根本的な意見まで飛び交った。

そんな声に思うところがあったのか、寺島は3月18日には今回の件に関する一連の投稿を削除し、「スレッズって色んな方々の意見が勉強になります。感謝」とコメントしている。

複数の芸能人も学校のことをSNSで吐露し、物議を醸す

寺島に対し、SNSが過剰反応しているようにみえるが、芸能人が寺島と同じように子どもの学校のことをSNSでつぶやき、議論を起こしたケースは過去にも複数あった。

元モーニング娘。のメンバーでタレントの市井紗耶香(41歳)は2020年、Twitter(現:X)で、学校側から娘の髪色について「頭部と毛先の色にムラがあるから黒く染めてきてください」と注意されたといい、「娘は地毛、過去水泳経験あり。入学説明会の時にはチェックは受けなかった」と、染めたりしていない地毛だと弁明。

市井紗耶香

(写真/市井紗耶香公式instagramより)

また、「これがブラック校則なのか、学校独自のルール」「過度に個人の尊厳を損なう行為はあまりに残念すぎる。これからの社会を子どもたちとどう生きていくか話す良いきっかけにもなったけれど。大人がやる気を落とさせたらダメだよね」と自身の考えをつぶやいた。

女優でタレントの奥山佳恵(51歳)は2018年、自身のブログで次男が通う幼稚園の卒園式に関しての出来事を言及。前日に幼稚園から連絡があり、スペースが確保できないという理由から「卒園児の兄弟は年齢を問わず一切、式に参加できません」と言われたとし、卒園式に兄弟が参加できなくて残念な気持ちに加え、園長に直談判したことや、幼稚園の判断に対して疑問を投げかけた。

どちらの投稿に対しても、SNS上では賛同や共感の声が上がる一方で、批判めいた声も上がり、物議をかもしたのだった。

市井や奥山、そして寺島にしろ、子どもを思うがための言動であり、SNSでつぶやいたのは、フォロワーに同意を求めたかったのだろう。ただ、フォロワーといっても味方ばかりではないようで、時に過剰なまでに敵視されることも。フォロワーからは応援もあれば攻撃もあるという、芸能人のSNS利用は諸刃の剣である。

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