雅子さまがセーラーカラーをお召しになるのは、慰霊のときだけではなかった。2003年5月8日、当時皇太子妃だった雅子さまは明治神宮会館(東京都)で行われた「全国赤十字大会」の際、名誉総裁を務められていた平成の皇后・美智子さまを、同じようなデザインのネイビーに白いセーラーカラーとカフスというメリハリのきいたスーツで出迎えられた。

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「愛子さまを2001年12月に出産されて約1年5か月後のことでしたから、雅子さまは、皇太子妃としても母親としても充実されていたと思います。このころと同じような大胆なデザインを、TPOを考えて堂々と着こなされるようになったのは、感慨深く思います」(前出・皇室ジャーナリスト)

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雅子さまの皇后としての存在感が国内外でゆるぎないものになってきている。