食生活管理アプリは、食事内容を記録するだけで、その日のカロリーを自動計算してくれる。カロリーだけにとらわれるとストレスになってしまうが、日々の自分の食生活を見直すのには効果的だと言うのは、管理栄養士の浜本千恵さん。
「アプリの場合、画面に管理栄養士のキャラクターが出てくるものが多く、そのキャラクターが“今日は野菜が不足していますね”“お菓子の量が多かったです”などと、具体的なアドバイスをしてくれるので、反省したり、励みになったりして続けやすいのです」(浜本さん)
有料のアプリには、食事内容を写真に撮ると、画面解析をして、結果を自動的に記録してくれるものもある。
『糖質カウンター』(無料/販売元:リンクアンドコミュニケーション/対応:iPhone、Android)は、自分が1日にどれだけ糖質を摂っているかを食事内容から割り出すことが可能なアプリ。おからを加えたオムレツなど糖質を抑えたレシピや糖質コラムも充実している。
「ダイエットやアンチエイジングの目安にしているのが、120g前後なので、それを超えそうなときは、ご飯の量を減らすようにしています」(浜本さん)
『あすけんダイエット』(無料/販売元:ウィット 対応:iPhone、Android)は、足りない栄養やカロリーオーバーなど、具体的な栄養指導も受けられるアプリ。
「食事内容を入力すると、14種類の栄養素をもとにダイエットに役立つ栄養士からのアドバイスが表示されます。おかげで食べすぎもなくなり、自然とバランスのいい食事をするようになりました。つけ始めて3か月ですが、1.5kg体重も減りました」(44才・自営業)
ファミレスやコンビニのメニューとカロリーも登録できるのが便利。