ジムに通う時間はなくても、ちょっとした空き時間にできるのが運動系アプリのいいところ。EICOさんは運動系アプリについてこう語る。
「運動初心者はウオーキングから始めるのがおすすめです。まずは、歩数計アプリで普段の歩数を知り、そこからプラス3000歩を目標に歩きましょう」
ただし、ただ歩いた歩数が出るだけではつまらない。
「これは運動アプリ全体にいえることですが、エンターテインメント性がないと楽しくないので続かない人が多く、達成感もいまひとつ。歩きながら旅行気分が味わえるものや、かわいいキャラが応援してくれるなど、やる気を後押ししてくれる機能付きのものを選ぶのがおすすめです」
例えば、『ゆるぶら日本一周 伊能忠敬の歩数計』(無料/販売元:リトルライト/対応:iPhone)。他の人と歩数を競い合うこともでき、毎日100位までの順位が表示される。1位は5万7000歩以上!
「最初にキャラクターを選ぶのですが、忍者や町娘と魅力的。“東京制覇まであと〇歩”と表示が出て、制覇するとその土地に関する豆知識が出てくるのですが、歩いた分の累計数で地図も完成するので、達成感があって、ウオーキングが楽しくなりました」(EICOさん)
続いて、『FiNC』(無料/販売元:FiNC/対応:iPhone Android)。
「ストレッチやヨガ、肩こり解消などさまざまな運動を専門のインストラクターが動画で教えてくれます。目標設定した歩数を歩くとポイントが貯まり、健康関連グッズを扱うサイト『FiNCMALL』で使えるので節約にも◎」(53才・主婦)
その他にも、運動のほか、食や睡眠などの専門家も多く存在しており、自分に適したアドバイスをしてくれる優れものだ。
加えて、下半身など自分が鍛えたい部位がある方には、『3分フィットネス』(無料 販売元:エイチーム 対応:iPhone Android)がオススメ。全身、上半身、下半身と自分が鍛えたい部位が鍛えられ、レベルもeasyからvery hardと4段階から選べる。
作家の島田佳奈さんはこう語る。
「始める前に運動レベルとセット数、意識している部位を選択すると、開始時間にアラームが鳴り、運動中はアニメのおじさんが動きを教えてくれます。さらに、『残り3秒』と音声でカウントもしてくれるので頑張れます。ヨガと筋トレ、ストレッチがバランスよく組み合わされており、3分でもいい運動になっています。
また、長く続けるためにFacebookなどのSNSを、うまく利用してほしいと、島田さんは言う。
「アプリの中には、結果をSNSでシェアできるものもあります。私の場合は“今日は腕のエクササイズを中心にやった”“筋肉痛だけど頑張った”など、コメントをつけて投稿しています。人に見られることで、より緊張感を持って続けられますし、他の人の参考にもなるかなと思っています」
時には仲間と競争するのも士気が高まるものだ。
※女性セブン2017年10月19日号
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