料理・レシピ

《そうめん研究家が選ぶ変化球めんつゆ》魚介だしやしいたけ、梅柚子…個性豊かな変わり種部門ベスト9

そうめん
ソーメン研究家が選ぶ、いちおしの変化球めんつゆとは?
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だしの旨みとしょうゆのコクが絶妙にブレンドされた万能調味料・めんつゆ。味の概念を覆す変化球も登場するなど、各メーカーがしのぎを削る逸品の中から“本当においしい品”を、こだわり派のプロが厳選した。そうめん研究家のソーメン二郎さんが選んだ、変わり種めんつゆのベストバイを9品紹介する。

味の概念を覆すめんつゆ界の変化球

「めんつゆはしょうゆをベースにして作るので、しょうゆ蔵の数だけめんつゆも存在するんです。全国のしょうゆメーカーはおよそ1020。いろいろ試して、自分好みの1本を見つけるのも醍醐味ですよ」(ソーメン二郎さん・以下同)

【そうめん流し発祥の地】唐船峡食品「唐船峡 めんつゆ」(ストレート)

鹿児島ならではの甘めのしょうゆが印象的。

唐船峡食品「唐船峡 めんつゆ」
唐船峡食品「唐船峡 めんつゆ」(500ml 370円)
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「日本で初めて “そうめん流し”が行われた場所として知られる、鹿児島県指宿市にある渓谷・唐船峡。その地の名前がついたストレートつゆは、鹿児島では定番。家庭でそうめんを楽しむ際も、このめんつゆを使えば、風情あるひとときが過ごせること間違いなしです!」

【しいたけだし】ヤマエ食品工業「高千穂峡つゆ しいたけ味」(ストレート)

地元ではド定番!しいたけの旨みが主役のめんつゆ。

ヤマエ食品工業「高千穂峡つゆ しいたけ味」
ヤマエ食品工業「高千穂峡つゆ しいたけ味」(500ml 350円)
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「しいたけだしのコク深い味わいが濃厚すぎて、初めて食べる人は驚くかもしれません。はちみつが入っているため食べた瞬間は甘さが際立ちますが、後味は意外とさっぱり」

【ゆず梅味】湯浅醤油「濃縮 柚子梅つゆ」(3倍濃縮)

普通のつゆに飽きたら試したい1本。

湯浅醤油「濃縮 柚子梅つゆ」
湯浅醤油「濃縮 柚子梅つゆ」(200ml 669円)
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和歌山県名産の梅とゆずを使っためんつゆ。

「梅の酸味とゆずの香りが効いた、すっきりとした味わいで、薬味なしでもいけます。ぜひ、冷しゃぶをのせたそうめんでゆず梅味を楽しんでみてください」